a09403c3.jpg今日は、川口は産業技術総合センターでテレたま収録マッチでした。
初使用の会場、生憎の雨、最寄り駅からバスの使用等々の条件がありましたが、たくさんのお客さんが集まって超満員とすることができました。
ご来場いただいた皆さん、ありがとうございました!

前説では、9/23(火祝)の17:30から所沢市民体育館で凱旋興行が決まったことを石井がアナウンス!

MIKAMIvs宮武!
五分以上続いたレスリングを、お客さんは水を打ったように静かに見守っていました。

大石vsニラ!
ニラは、もしかしたらいつでもどこでも挑戦権がすごく欲しかったのかもしれません。
いつもは見せない攻撃を繰り出し、大石を何度もスリー寸前まで追い詰めてみせます。
が、最後は変形の足四の字に行ったところをひっくり返され、空のロケットパンチを何発も打つ反動でロープに逃げようとしましたが・・・。
ロープにて手が届く寸前で限界を迎えてギブアップ負け!

ディーノ&ハム子vs赤井&平田!
試合前の映像では、今日も踊りましょうと言う赤井にプロレスは戦いだと激怒する平田の姿が。
試合はハム子さんのインパクトを中心に動いていき、最後も男色ドライバー→ハム子さんのスプラッシュと繋いで平田が撃沈!
川口もめでたくゲイタウンとなったのでした。

石井&入江&高尾vs佐々木&伊橋&勝俣!
いやー、伊橋剛太さんは、見る者全てをムカつかせるという稀有な才能を持っていますね!
そんな才能を持っているのは、この世に一人だけだと思っていました。
佐々木の動きを存分に邪魔した末、最後は勝俣が入江のとんでもない勢いのビーストボンバーでぶっ飛ばされてフィニッシュ!
試合後、6月に全日本さんへの参戦が無くアジアの防衛戦が組まれていない石井が、再びDDTで防衛戦をやりたいとGMに直訴。
アジアは全日本さんの管轄だから聞いてみると言うGMに対し、石井と入江はまたも「決まりましたー!」と大喜びしていました。

インフォマーシャルマッチ!
今回のお題は、リフォーム!
総研グループのリフォーム力をインフォマーシャルするため、次から次へと愛の讃歌に乗ってすごいメイクの人たちが入場してきて、最終的には同じメイクをした平田一喜さんのような人がトーキョー!と躍り倒して終了。
いやはや、真面目な話近年稀に見る酷い催し物でした!

大森&アントンvs竹下&遠藤!
大森さんに真っ向勝負を挑んだ竹下は、頼もしかったですね!
パワーで押されながらも、フロントハイをぶち込み、高いドロップキックでなぎ倒してみせました。
最後は大森さんのアックスボンバーを食らって竹下が戦線離脱している間に、大森さんのワイルドさに感化されたアントンがダイビングフィストを投下!
遠藤を下し、勝利を飾ったのでした。
大森さんとアントン、また見てみたいタッグですね!

メインはKO-D六人タッグ選手権、KUDO&坂口&高梨vsHARASHIMA&ウラノ&彰人!
じっくりした立ち上がりになるものとばかり思っていましたが、KUDOがHARASHIMAを急襲!
そのまま押しまくり、一気にダイビングダブルニー!
味方のカットが間に合わなければ決まっていた、すごい畳みかけでした。
これでHARASHIMAはボディーへのダメージから結構な時間戦線離脱。
その間ウラノが捕まり、何とかHARASHIMAが復活した後は彰人にターゲットを変更します。
この辺の臨機応変さ、KUDOと坂口の破壊力を高梨がコントロールするチーム力は、組んで間もないスマイルスカッシュを完全に上回っていたと言わざるを得ません。
それほど見事な戦い方でした。
最後はKUDOと坂口のサンドイッチPKから彰人が孤立。
エグいバックスピンからこの日二度目のダイビングダブルニーを叩き込み、KUDOが彰人を沈めて六人タッグ王座初防衛に成功したのでした!
試合後高梨は、KUDOか坂口がトーナメントを制して両国でHARASHIMAの前に立つと宣言していましたが、KUDOと坂口の殺伐とした雰囲気を近くで見ていた者としては現実味のあるマイクだと思いました。
特にKUDOは、無差別のベルトを落としてからさらに研ぎ澄まされてきた感がありますね!
あと、自分を棚にあげていた高梨ですが、そんな時の高梨ほど怖い存在は無いと思いますので、彼のトーナメントからも目が離せないと思います。
そんなこんなな川口大会でした!

画像は、白いベルトが似合う三人衆。
アルコール禁止の会場だったんですが、きっちりノンアルコールビールを用意している辺りは大人の気配りだなぁと感心してしまいました!