4574095c.jpg先程記者会見が行われ、飯伏がDDT及び新日本プロレス、二つの団体の所属として契約を結ぶことが明らかになりました。
どの業界でも例のない、二団体所属選手ということになります。

話の発端は、G1とウチの両国が終わった後のタイミングで行われた、新日本プロレスさんとのミーティングの席での一言でした。
開口一番出てきた言葉が、
「飯伏選手をウチにいただけませんか?」。
あまりにもストレートな内容に、驚くよりもまず笑ってしまったのを覚えています。
まぁ、飯伏本人に裏で誘いをかけるタイミングはいくらでもあっただろうに、そうせずに正面から話をして来たのは、逆に清々しいというか正々堂々来たんだな、と思いましたけど。
飯伏という生物の性質上、どう考えてもあり得ないというのが自分の気持ちだったんですが、大社長は
「もし飯伏に新日本さんに行きたいという気持ちがあるなら、送り出してあげてもいい」
と思ったようです。
これまた懐がでかいというか、らしいなぁと思いましたね。
その後飯伏と話をしたところ、
「新日本さんに出たい気持ちはありますが、DDTを辞めるつもりはありません」
という、予想通りのものでした。

これでこの話は終わると思っていたんですが、菅林さんの方から
「何とか飯伏選手に出てもらう別な形はないでしょうか?二つの団体に所属するとか・・・」
という発言から、また事態が動き出します。
それは面白いんじゃないか。
話題になるよな。
プロレス界初どころか、世界初の出来事なんじゃないの。
ウチと新日本さんが手を組んだら、飯伏をさらなるスターに押し上げられるんじゃないか。
と、まぁ一言で言うと乗ってしまったという事なんでしょうね。
急転直下、DDTと新日本プロレス、二つの団体に飯伏が所属選手として籍を置くこととなりました。

二団体所属という事なんですが、DDTとは三年の複数年契約、新日本とは一年の単年契約となっています。
出場大会も、新日本さんがビッグマッチを中心にスケジュールを調整して決めていくのに対し、DDTは基本全戦参戦となります。
飯伏の会見でのコメントでもあったように、DDTではシリアスな試合に加え、これからも路上やバカな戦いもしていきますので、安心してください。
DDTのファンの皆さんには、これまでと何ら変わらず飯伏を応援していただきたいと思います!

画像は、二つの契約書をもって笑顔の飯伏。
これからこいつがどこまで大きくなるのか、見守っていきたいと思います!
・・・寝坊で35分遅刻したんですけどね。
もっと言えば、DDT事務所に10:30に来る予定だったんで、125分遅刻なんですけどね。