555e4012.jpg改めまして、日曜の両国大会にたくさんのご来場、ありがとうございました!
三回目にして、一番当日のバタバタが少なかったように思います。
まわりのみんなが慣れてきて、しっかり各々の仕事をしてくれたのが一番の理由でしょう。
自分は特に進歩していないとも言いますが。
比較的心に余裕を持って当日券発売、開場、開始を迎えられました。

ダークは見ていません。
去年を上回るひどい内容だったみたいです。
菊地さんが試合前に風呂に入る習性があること、鶴見さんが焼鳥工場で働いていることが分かるという収穫がありました。
あと、京平師匠をこっちに引き込んでしまいました。
もう戻れないですね。

オープニングは、佐藤さんがとにかくカッコよかった!
イントゥに合わせた対戦カードVも秀逸で、古武さん渾身の作品でした。

第一は後半少ししか見ていません。
石井も入江も唸ってばかりだったのに、両国の第一のシングルを安心して任せられるようになったんだなぁと思いました。
顔面をえげつなくえぐるニールキック二連発で石井の勝ち!

ランブル!
松野さんがステージでフリーズしてリングインしないというハプニングから試合がスタート。
ゆずぽんを心から応援し、チェリーやさくらえみに心から罵声を浴びせました。
さくぽんキックって!
6号は9歳にして10年選手のような貫禄でした。
ニラくんはさすがでした。
何だかんだで松野さんがアイアンマンを持っていってしまいました。

三つ目は見れていません。
澤田さん、お帰りなさい!
コンディションが良さそうで何よりでした。

4WAYタッグ!
当初担当しない予定だったんですが急遽やることになって、ルール説明Vでルールを知るという状況だったことは内緒です。
いやー、あせったあせった。
関本大介は大会場ばえするレスラーですねぇ。
試合巧者が揃ったこともあって見所満載でしたが、最後は高梨くんが雪崩式タカタニックを決めて勝利!
関本&高梨組がタッグ王者になり、防衛戦が楽しみになりました!

イリミネーションマッチもほぼ見れていません。
高尾が頑張ったみたいですね。
8/28の光留vs鈴木、来年の15周年大会での高木vs鈴木がそれぞれ決定しました。

飯伏vsデヴィット!
15年くらい前にみちのくでIWGPジュニアを裁いているのでレフェリー自体に感傷はありませんでしたが、DDTのリングでこのタイトルを行うことは少し来るものがありました。
デヴィットの足攻めに苦戦した飯伏でしたが、スクールボーイからのスープレックス→強烈なハイ二連発→フェニックスで勝利!
自分は文句無しの内容だと思ったのですが、ファンの期待値が上がりすぎているようで、少し危険な風潮のように感じました。
杞憂だといいのですが。

男色vsサップ!
これも試合はほぼ見れていません。
男色ディーノがボブ・サップと試合をやって勝った。
ファンタジーここに極まれり、といった所ではないでしょうか?
試合後はみんながゲイになるというので、自分も飯伏と一緒にリングサイドで手を挙げにいきました。
どうぞどうぞは気持ちよかった!

メインは石川vsKUDO!
なんて言えばいいんですかね。
メインとして弱いと言われながらも、こうして満員のお客さんを集めて、そしてどの試合よりもすごい内容を見せてくれた。
本当に、この二人を誇りに思いましたし、これが俺らDDTの選手層だ!と胸を張りたい気持ちになりました。
修司の強烈無比の膝を何度も何度も食らい、ドラゴンスリーパーを持ち上げられてのファイヤーサンダー、スプラッシュマウンテン、初公開のジャイアントタイガースープレックス、これらを全て執念で肩を上げ続けたKUDO。
場外へのダブルニーアタックという捨て身の一撃で形勢を変えられ、中に入れられてダブルニーを食らいながらもカウントワンでキックアウトした修司。
ハイライトはその後の打撃戦でした。
お互い一歩も引かず、ひたすら相手を殴りまくり、蹴りまくる。
なんでこの人たちはここまでやるんだろう?と、試合中にも関わらずウルッと来てしまいました。
制したのはKUDO。
ナックルをこれでもかというほど(反則ですけどね)修司のでかい顔面に叩き込み、立ち上がろうとする所に後頭部にダブルニー、別なコーナーから縦にダブルニー、さらに立とうとする所に三発目のダブルニーを放ち、修司の全てを断ち切ってスリーカウント!
説得力のあり過ぎるフィニッシュで、ついにKUDOがKO-Dのベルトを初めて腰に巻いたのでした。
おめでとう!
メインにふさわしい素晴らしい試合でした。

試合後は、大社長が来年の15周年記念大会を武道館で行うことをぶちあげ、日本放送さんが後援に付いてくれることを報告。
KUDOくんの音頭での三本締めに続き、所属及びレギュラーメンバーでカーテンコールを行い、エンディングとなりました。

正直、両国開催はすごい事なのに、三回やったことでそれが当たり前ととらえられてきた部分はあると思います。
次も両国だったら、それ自体はすごい事なのに、まぁ当然だよねと思われるわけです。
ファンの人からも、選手からも、業界内からも。
怖いですよね。
大社長は両国は小さくなったのかもと言いましたが、自分は全然小さくなんかないと思っています。
むしろでか過ぎるくらいで。
今のご時世、現状維持がどれほど大変か。
でも、そこに止まってはいられない。
つくづく大変な仕事に身を置いていると思います。
高木三四郎でなければ、無理ですよと言っていますね。
間違いなく。
高木三四郎だから、無理ではないと思ってしまうんですよね。
不思議です。
という訳で、武道館ですよ。
平日になるかもしれないのに、武道館ですよ。
やるしかないんですよ。
DDTがさらに上を目指すために、必ず成功させますよ。
平日でも。
へ、平日…?
いや、平日でも!
今のDDTの団結力なら、出来ないことはないと信じています。
15年の三分の一しか在籍していない自分ですが、全力で臨ませていただきます。
DDTに所属してよかった。
これからもずっとそう思い続けていきたいと思います。
待ってろ武道館!

画像は、素晴らしい戦いを見せてくれた修司。
よくやったよ!