f630d74d.jpg今日は、記者会見でした。
今回発表となったのは…。

・8/30新宿でのKO-D六人タッグ選手権、石井&入江&高尾vsHARASHIMA&彰人&ウラノが決定
♯大家帝国のリマッチ要求を拒否したドリフが、かねてから挑戦を希望していたスマスカとのタイトル戦に臨みます!

・9/13大阪府立第二でのKO-Dタッグ選手権、飯伏&佐々木に竹下&遠藤が挑戦
コメントでタッグタイトルの勝者への挑戦を宣言していた竹下遠藤が、関本岡林を下して新王者となった飯伏佐々木へ挑みます!
ぶっちゃけ、関本岡林へのリマッチに間に合わなかった竹下と遠藤。
これに勝ってベルトを取り戻せるのでしょうか?

・KUDO&梅田が、ノアさんのジュニアタッグリーグ戦に参戦
KUDOと梅田の絆を聞き、このチームで是非暴れ回ってきてほしいという気持ちが強くなりました!

・ササダンゴが新潟プロレスを卒業、フリーに
松井預かりというものは存在いたしません。

そんな感じです。
一夜明けて眉とヒゲが元に戻った坂口さんもカッコよかったし、最初と最後に登場したGMっぽい人も騒々しかったし、賑やかな会見でした。


ちょっと私見をば。

HARASHIMA戦を終えた棚橋選手のコメントが、波紋を呼んでいるようですね。
HARASHIMAも、会見で怒りの表情で反論を投げかけていました。
棚橋選手本人に真意を聞いた訳ではないので、本当のところは何を怒っていたのかは分かりません。
ただ、
「ロープへの振り方、受身、クラッチの細かいところに至るまで、違うんだから。技が上手だね、マスクがいいね、筋肉がすごいね、じゃないところで俺らは勝負してるから」
「ナメたらダメでしょ」
「全団体を横一列で見てもらったら困る」
という部分を見ると、新日本プロレスという団体のスタイルと何かが違ったことへの苛立ちだったのかな、とも思います。
そりゃ違いますよね。
DDTにはDDTのスタイルがあって。
いや、むしろDDTには統一されたスタイルが無いのがDDTのスタイルだったりする訳で。
違うに決まっている。

試合は素晴らしかったと思いますよ。
裁いていてそう思いました。
ハイフライフローを山折りで迎撃してからの蒼魔刀は、ギリギリで棚橋選手がロープに手をかけるまでは「勝負あった!」と思いましたし。
意地を張って延々と続いた張り手合戦、勝負を決めたハイフライフロー二連発、団体トップ同士という看板に恥じない、素晴らしい戦いでした。

たぶん見ていたお客さんも、そう思ったと思います。
でも、それを全てひっくり返し、「あ、やっぱりDDTは、HARASHIMAは、ダメなんだ」と、多くの人に思わせてしまう破壊力を、あのコメントは持っていたように感じます。
何を言いたかったのか万人に伝わる言葉ではなかった分、非常に残念です。

新日本プロレスという物差しで測ったら、怒りをああいう形で出さざるを得ないほど何かがあったのかもしれません。
確かに新日本プロレスは日本で一番の素晴らしい団体で、そこで行われている試合こそが日本水準であるべきなんだと思います。
でも、DDTはDDTのスタイルでここまで来た団体な訳で、これからもそれは変わらない。
DDTファンの方は、どうか戸惑ったり悲しんだりしないでください。
DDTはDDTのまま何も変わらないし、HARASHIMAが自分達の絶対的エースであることも同じように(今は)変わらない。
DDTはこのスタイルのまま、さらなる高みを目指して走り続けていきます。
これからも、DDTを支え続けてもらえればと思います。

うーん、ちょっと気持ち悪いですかね…。
以上、一人言でした。


画像は、個人的に非常に楽しみな府立第二のタッグ選手権。
待望の復帰を果たした遠藤の戦いに、注目したいと思います!