12797201.jpgさてさて。
4/13大阪大会が近付き、昨日は多少錯乱状態にありました。
一夜空けて、これは今さらバタバタしても仕方ないと悟りをひらいたのか、昼間は大分落ち着いていました。
夜になってだんだんムラムラし始めたので、たぶん明日また発狂するんだと思います。
まあ、そんなことは置いておきまして。
今日は、当日のメインで行われます、飯伏vs竹下の一戦について触れてみたいと思います。

◇メインイベント、スペシャルシングルマッチ~現在、そして未来へ~
飯伏幸太vs竹下幸之介

今さらあーだこーだ言っても仕方ないような気もしますが、とりあえず。
自分が20周年の大会をさせていただくという事になり、まずメインで組みたいと思ったのが二人のシングルでした。
理由を明確に説明するのは、ちょっと難しいかもしれません。
竹下が大阪出身だからということではなく、とし東京でやることになっていたとしても同じカードを希望したと思うんですよね。
それは、セミの石井と入江も同じなんですが。
何でしょうね。
自分が20年レフェリーしてきて、あー、この人はすごいレスラーだなぁと思う人って、そこまではいないけど何人かはいたんですよね。
一番最初に思ったのは、WARの時の外道さん。
冬木さんもですかね。
天龍さんは、逆に遠くの人過ぎてそういうことは思わなかった気がします。
みちのくでは、ディック東郷という選手に。
大阪では、岸和田おやぶんのプロレスに。
それぞれ大分影響を受けました。
今では、HARASHIMAくんなんかがそういう対象になるんだと思います。
上記の人達は、たゆまぬ努力と才能を重ね合わせて、一流と呼ばれるようになったと思うんですが・・・。
どうも、飯伏はそういうアレとは違う気がするんですよね。
なんと言いますか、外道さん風に言えば、レベルが違うと言いますか、モノが違うと言いますか。
要は化け物なんですよね。
決して飯伏が努力をしていない訳ではなく、と言うか見えない所でとんでもない努力はしていると思うんですが、それでも持って生まれた何かが違う、化け物なんだと思います。
よく本人にも、お前は人間じゃないんだと思うよ、と言っていました。
ですから、自分が化け物だと思うような選手は、もう二度と現れないんだろうなと思っていました。
思っていましたが・・・、ひょっこり現れてしまったんですよ。
中学生の竹下が。
こいつはものになるかもしれないと思っていたら、練習を少ししただけでコーチが
「竹下にはもう教えることがありません」
と言ってさじを投げ、武道館でデビューして、あれよあれよという間に新人賞まで取ってしまった。
DDTに、化け物が二人になってしまったんです。
あり得ないですよね、普通。
そんな二人のシングルを、是非自分の20周年の大会でやらせてほしいと大社長にお願いし、快くOKしていただきました。
感謝しています。
2013年の、プロレス大賞ベストバウト受賞者と新人賞の対戦。
そして、化け物同士の一騎打ち。
自分は、ムチャクチャ楽しみです!
皆さんにも是非、会場でこの戦いを見ていただきたいと思っています!

画像は、腕相撲決勝で飯伏に負けた後の竹下。
リベンジなるか?

という訳で、大阪大会まで、あと三日!
と思ったら、日付が変わったから実はあと二日!
うわー、二日だって!!