
タノムサク鳥羽の持つミットに対し、何度も重く、そして鋭いキックを打ち込む板倉。
一心不乱特訓に没頭するその姿からは、鬼気迫る闘志が感じられた。
サンドバック、ミット、スパーリングと続いた特訓は約一時間半続き、熱を帯びたまま終了した。
以下は、特訓後の板倉とパートナーを買って出た鳥羽のコメント。
鳥羽
「さすがシューティング出身だけあって、キックの切れ味が凄かったっす。
スタミナも切れなかったですし、今すぐにでもリングでバンバン活躍できると思いますね。
いやー、ナイスミドルでした。
すげーっす。」
板倉
「まずは、協力してくれたマッハ道場の皆さん、パートナーを務めてくれた鳥羽選手に感謝したいです。
ありがとうございました。
復帰戦まで一週間を切りました。
これまでももちろんトレーニングは続けてきたんですが、今回は直前に極限まで自分を追い込むために無理を言ってこういう形の練習をさせてもらいました。
でも、まだですね。
鳥羽選手はああ言ってくれていますけど、まだなんです。
前回の特訓の時に80%と言いました。
それは嘘ではないんですが、現役当時の自分の中にあるイメージ、あの頃の感覚と比べると、『あの当時と変わらないコンディション』だとは言い切れない自分がいます。
悔しいですね。
でも、もうやるしかないですから。
この半年近く、やるべきことはやってきたと、それは胸を張って言えるんで。
たとえリングに這いつくばって情けない姿を見せることになったとしても、今の自分のありのままを見てもらうしかないと思っています。
後はやるだけです。」
続いて板倉は、以下のようにコメントした。
板倉
「自分の中で戦いたい相手がいると言っていたんですが、自分自身納得出来る状態になるまで名前を出すのは控えようと思っていました。
今も決して完璧なコンディションではないですし、現役当時と比べるとやはり色々な部分で落ちている感覚はあります。
それでも、どうしても戦いたい人間がいるんです。
今日は、笑われるのを承知で、名前を出させてもらいます。
自分は、復帰戦でマグニチュード岸和田と戦いたい。
その日、すでにあいつが別なカードが決まっていることはもちろん知っています。
二試合やってくれというのが失礼なのも、自分がカッコ悪いことを言っているのも、全てわかった上での発言です。
自分の復帰戦は、どうしてもマグニチュード岸和田と戦いたい。
自分は、あいつと戦うためにこの半年近く必死に練習してきました。
オリエンタルの後輩であり、今のインディーのトップである岸和田と、どうしても戦いたいんです。
あいつなら、いい返事をしてくれると信じています。」
レフェリー松井主催興行 ~人は城~
日時 2010年5月22日(土)
開場 18:00
開始 18:30
会場 新木場1stRING
◇料金
指定A・・・5,000円(当日500円UP)
指定B・・・4,000円(当日500円UP)
指定C・・・3,000円(当日500円UP) ※残り僅か
U-18シート・・・1,000円(当日のみ)
◇全対戦カード
・KO-Dタッグ選手権試合
<王者組> 高木三四郎&澤宗紀vs菊タロー&くいしんぼう仮面 <挑戦者組>
・ヤス・ウラノ&内田祥一vs福田ユタカ&石井慧介
・ディック東郷&マグニチュード岸和田vs田中将斗&黒田哲広
・外道vsアントーニオ本多
・飯伏幸太vs佐々木大輔
・オリエンタルチャレンジ 松崎和彦&平野勝美vs入江茂弘&高尾蒼馬
・板倉広復帰戦 第0試合 板倉広vs未定
※試合順未定
◇前売り所
びっくりプロレス・プロモーション bikkuri_matsui@hotmail.co.jp
チケットぴあ(Pコード815-997)
ローソンチケット(Lコード35518)
後楽園ホール
チャンピオン
チケット&トラベルT-1
書泉ブックマート