

あっ!………と言う間に7/12まで残す所4日となってしまいました。
マジか…。
そんな中、今回は新世代戦士同士のタッグマッチ
・Road to DAIICHI スペシャルタッグマッチ
彰人&竹下幸之介vs入江茂弘&樋口和貞
について触れてみたいと思います。
前にも書きましたが、今回ほどカードに関して二転三転した大会はありませんでした。
元々大物ゲストを大量に投入したド派手な大会にするつもりは無かったのですが、外から客観視した際に「あぁ、松井はこういう大会を見せたかったんだな」と得心してもらえるラインナップにしたい、という気持ちだけは常にありました。
そんな中、「若い衆を主軸にしたものを上で組めないか」という気持ちはうっすらと持っていたのですが、遠藤のアホが骨折してしまい、イメージしていたものが崩れたりもありました。
紆余曲折の末、最終的にこの四人によるタッグマッチをラインナップさせてもらいました。
KING OF DDTが終わり、まずこいつは外せないなと思ったのが樋口の存在でした。
札幌のKO-D、そしてKING OF DDTでの規格外の暴れっぷり。
これでキャリア七カ月、恐るべしです。
二ヶ月前までは、樋口は出るかどうかも分からなかったですからね。
ポスター載ってないし。
それだけこの二ヶ月で「ガッ!」と来て、無視できない存在になったということなんだと思います。
他のメンバーも、それぞれ思い入れのあるメンツです。
入江はアホですけど、人間としてもレスラーとしても誰からも愛されるアホ。
技の説得力は、DDTでもトップだと思っています。
アホですけど。
竹下も、最近また一段と化け物っぷりに磨きがかかってきたように感じます。
キャリアもうじき三年、20歳、それでこの試合運びは末恐ろしい限り。
飯伏と同じように、たまに「こいつは本当に人間なんだろうか?」と思うことがあるくらいです。
入江も竹下も、どちらもガキの頃から知っているだけに、あまり言いたくはありませんが、やっぱりかわいい後輩です。
彰人くんは、新人でDDTに入団してきた訳ではないこともあり、自分は彰人くんと呼んでいます。
独特の、まあ言ってしまえば地味な試合スタイルでこれだけの存在感を残し、現在EXTREME級王者として確固たる地位を築いているのは本人の努力の賜物。
プラス、彼が他の若い人間と比べて明らかに抜きん出ている部分として、その抜群の色気が挙げられますかね。
これは強いですよ。
この試合に関し、「他のメンツが怪物なのに比べて自分は人間」という言い回しをしていた彰人くん。
だからこそ、現チャンピオンとしての意地を他の三人に示して欲しい。
そう思ったりしています。
試合のタイトルにはRoad to DAIICHIと付けました。
入江と竹下は言うまでもなく大阪出身。
府立第一という会場は、小さい頃からすぐそこにあった大箱でしょう。
彰人も名古屋でプロレスラーとなった選手、大阪は比較的身近にあった場所だと思います。
樋口は、七年間大相撲に身を置いていた人間ですから、DDTの誰よりも府立第一に立っています。
知り尽くしていると言ってもいいかもしれません。
DDT初の大阪でのビッグマッチ・11/28府立第一では、この世代の中、というよりこの中から誰か一人飛び出して欲しい、という気持ちがあったりなかったりします。
組み合わせも悩みましたが、シンプルにシュッとしている二人とシュッとしていない二人にしました。
竹下と入江、竹下と樋口、彰人と入江、彰人と樋口、全ての顔合わせが刺激的だと思っています。
自分はムチャクチャ楽しみです!
皆さんにとっても、そうだったら嬉しいなぁ…。
7/12大阪東成まで、あと4日!