従業員持株会

従業員が自分の勤めている企業の株式を定期的に購入して従業員の中長期的な資産形成を支援する制度。



◆メリット◆

・奨励金…

従業員が自社株を購入する際に拠出金額に応じて一定額が支給される特典。

企業の9割が奨励金制度を採用しており、一般的には10%~15%程度。


・配当金…

株式の保有数に比例して受ける。配当金は全て再投資。


・小額から購入…

少額からでも自社株を購入が可能。

1,000円〜


・ドルコスト平均法で運用…

一定額を毎月購入するので株価が高い時には少なく、安い時には多く購入します。その結果、購入価格を平均化できる「ドルコスト平均法」での投資になります。



◆デメリット◆

・自社株だけの集中投資になるため株価下落時のリスクが大きい。

・株主優待は対象外。

・売却に時間がかかり資産の流動性が低い。




2019年1月

従業員持株会をスタート

積立額/3千円〜5千円

(賞与月は、月額積立金の4倍)


積立開始から5年

投資している自社株の現状把握する



◆5年間の投資結果◆

・積立運用額/356,000円(拠出金額)

・奨励金/35,600円

・配当金/15,821円(再投資)


・取得株数/237.579株

・評価額/440,946円

・評価損益/+33,717円(2024年5月10日)


⦿拠出金額に対する損益/+84,946円



◆考察◆

・下落傾向が長く続きましたが日経平均株価の上昇と連動し回復。株価低迷時は、奨励金の10%が大きく寄与しました。株価が安定すれば投資制度として良いと判断します。ただし、集中投資になるのでリスク管理としてはほどほどが望ましい思います。