結構前の話になるんですが

 

自分のために?文字に起こして記録して残しておきたいことがありまして

 

 

半年以上前ですが、このブログでもちょくちょく書いていた右手首の骨折の時の話になります

 

ことの詳細はこちらの記事でも書いてます

 

 

 

この記事では、↑の記事に書いていない部分を

 

 

 

実は、お気づきの方もいるかもしれませんがこのスノボは彼氏と行ってました

当時付き合って2ヶ月も経ってないかなって感じです

 

 

別の記事で「恋愛については話す気分じゃないから話さない」と書いたにも関わらずなんでその話をし出すんだ、と思う方もいるかもしれませんが、笑

 

彼の馴れ初めやどんな人かは書く気がないのはそうなんですけど、この時のエピソードはどうしても忘れたくなくて、忘れちゃいけないと思ってるから記録しておきたくて、書きます

 

 

まず、スノボについては彼は自分のボードもウェアも持っているし中級者くらいの腕前だと思います

私は初心者並みなので、教えてもらいながらも迷惑もかけたくないので適度に自分が滑りたいように滑ってました

 

で、転んだ時は彼は私より下にして、私が滑っているのを止まってみていて、だから転んだ瞬間も遠くから見てたらしいんですね

 

私はそれまでも何回も何回も同じようにすってんころりんしていたので、また同じようにこけて、すぐ立ち上がるだろうと思ったらしいんです

でも、全然立ち上がらないと。笑

 

スノボで斜面を下から上に上がることは無理だから、それでもしばらく下から様子見していて、私に声かけてくれた通りすがりのおじさんもいたので、見守っていたらしいんですけど

 

 

流石におかしいと思って板をその場に置いて上がってきてくれました

 

で、当の私は意識はあるし会話はできるけど、起き上がれないし

彼がきた時に「助けよぶ?」って聞かれたからうんってくらいしか反応できなかったんですね

で、気持ち悪かったし彼がすぐそばにいたのはわかってたけどそのまま膝で寝転んで助けをも待ってました

 

 

スノーモービルが来て、乗れそうか?って聞かれてなんとか起き上がれはしたので乗ったんですけど、動き出した途端に振動にやられてその場で吐きました

 

この時「ああああ付き合って間もないのに思いっきり吐いてるとこ見られたわ終わった・・・・・・・^^」って思いました。笑

 

昼に食べたラーメンが出たな〜〜〜って感じw

(まぁそう思うくらいの余裕はある。笑)

 

で、下まで私はモービルで降りて、彼はその後おそらく板を回収して滑って降りてきました

救護室で応急処置をしてもらって、スキー場の人に近くの病院とかタクシーの手配をしてもらいました

もちろんその間も彼は隣にいてタクシーやホテルとか、レンタルしてた私の板や靴をどうするか色々やってくれました

 

もうそれで私も彼も滑れない(翌日も)ことは分かりきっていたし

私は多分折れているであろう右手のことも、この先のことも心配で心配ですんごい悲しい、複雑な、不安な、申し訳なさそうな表情をしていただろうと思います

 

一回吐いたのでこの時には意識も気分もしっかりしてはいました

 

この時考えてきたことは

 

右手の骨折なんて、この先の予定(インターンの仕事、ダンスの卒業公演、月末の旅行)どうしよう

こっからちゃんと帰れるのか、この後も明日もどうしよう

お金かかる、どうしよう

ちゃんと1人で日常生活できるのか

親に何て伝えよう

彼に迷惑かけて申し訳なさすぎる

 

口には出してないけど、多分そんな表情をしていたから

 

彼が「大丈夫だよ、大丈夫」ってずっと励まして、よしよししてくれました

 

 

で、タクシー来るまで30分くらい待った気がするんですけど、近くの整形外科まで行って診察してもらいました

 

初診で12000円くらいかかったし、診察結果は最悪だし(ただの骨折どころか手術もの)

 

待ってる間に彼に見られないところで泣いてました

 

タクシーもスキー場→病院→ホテル

で9000円くらい取られました

 

病院からホテルに帰宅するタクシーの中でも現実を受け止めきれなくて泣きそうで、窓の外見て誤魔化してました。笑

 

 

それでも口では元気に振る舞っていたと思います笑

「会社になんて報告しよう〜〜もう笑い物にするしかなくねw」とか

(1週間前に同じ部署のメンバーがスノボで骨折手術してたから笑)

 

 

本当はホテルにもっと早く帰る予定で、チェックインの時に夕飯の時間が決まるんですけど、夕飯の時間にぎり間に合うくらいだし、レンタル品たちは返さなきゃいけない時間に間に合わなかったのでホテルに事情を説明して、スキー場の施設の方が返してくれました(ホテルとスキー場が連携してたからできたこと。。)

 

その辺も予め色々彼が手配してくれました

 

で、ホテル着いて一旦チェックインして、部屋に入りました

 

ぎゅ〜〜〜〜って抱きしめてくれました

 

そういう配慮でどれだけ私の気持ちが楽になるか

また泣きそうになりました笑

 

 

 

「そんなに強がらなくてもいいのに

さっきタクシーの中で泣きそうだったでしょ?

泣いてもいいんだよ?」

 

って言われました笑

隠してたのにバレてたの、なんでわかってるの、笑

 

 

チェックインしてすぐ夕飯の時間だったので会場に行きました

夕飯はバイキングでした笑

 

確か「私食べ物で機嫌なおる単純人間だから安心して!!笑」って言った気がします笑

 

 

この頃には私の気持ちはだいぶ回復していました

凹んでてもしょうがないしとりあえず今は楽しむぞ!!!せっかく初めて旅行来たんだから楽しみたいし、楽しまないと申し訳ないし、って

 

無理をしているわけでもなく、本心からそう思ってました

 

 

んで、バイキングって右手を三角巾で釣っている人間にはかなり酷なんですけど、もはやここまで来ると利き手じゃない片手だけでどれだけ1人で生きられるかトライしたくなって燃え出して笑

頼らずになるべく1人で頑張ってみたら、1人でバイキングで欲しいもの取れたし、がんんばって左手でフォークやスプーンを駆使して色々食べることができました!w

 

 

そうやって、色々できる!!できる!!やっった!!みたいなことを1人で繰り広げて楽しんでたら

 

俺が同じ状況になったときに、ゆきのと同じ振る舞いをできないと思う。ただイラついてる気がする。。すごいわ。。

って言われました笑

まぁ確かに、普通はそうだろうなって思いますよw

そりゃ骨折してるし、常にジンジン痛い、先行き不安すぎるしw

 

 

でも私にはミッション・パッション・ハイテンションという使命があるので!笑

ここでこれを語ると長くなりますが、まぁ要は逆境にも打ち勝って、自分の機嫌は自分で取ろうね、自分の機嫌で人にあたるなよ、というモットーです笑

 

基本的にイラついて機嫌悪い人を見るのが嫌だし、自分がそうなって人に迷惑かけるのも嫌なので、もうこの頃には自分で楽しくやってました笑

 

 

バイキングを楽しんで部屋に戻って

本当はホテルの大浴場入りたかったけど、流石に色々と無理なのでお部屋の風呂入りました

部屋の風呂が割と広くて体の自由がきくのがまだ幸いでした

洗面所も広いし

 

部屋風呂でこれまた頑張って1人で入りました

色々手こずったけどなんとか入れたし、ドライヤーとかもできました

 

 

翌日も本当は滑る予定だったけど、滑れなくなっちゃったので、だったらもう軽井沢のアウトレット行こうかって予定変更しました笑

 

 

 

 

そして夜部屋でテレビを見ながらぐだぐだしてたんですけど

ごめんねって話してたら

「もっと好きになった」

「俺はどこにも行かないから、ゆっくり治しなね」

「すんごい頑張ってるよゆきのは」

 

って言ってくれました泣泣

 

 

それは私もです、だって初めての旅行でこんな危機的な状況で

色々予定を台無しにしてしまって、迷惑もかけて

 

でも色々気遣ってくれたし励ましてくれたし優しかったし

予定外のことにもすぐ対応してくれて段取り良くて

そういう面を全然知らんかったので、知ることができてよかったなって思います

 

そして何より

私が本当はどんな気持ちでいるのか

ほんとの気持ちを表に表さずに、楽しく・明るくいるのがどれだけ難しいことか

 

それをわかってくれたことが嬉しかったし

 

私が強がってるけど本当は泣きそうになってることすらも気づく「人を観察する目」と「配慮の気持ち」がある人だと、知ることができました

 

2ヶ月しか経ってなかったのによくもまぁ、という感じです笑

 

 

彼も私のことをまだちゃんと知らない状況で旅行に行って私が怪我してしまって、戸惑ったと思います

親にも話すことになるし、誰と行って何があったのかも話すし

(彼が親に会うとかはないです)

 

 

 

 

翌日の朝もバイキングでしたが通常運転で1人で取りまして笑

荷物の片付けやメイクも!左手でできました!えらい!すごい!

 

 

私はスーツケースを持っていましたが、彼もスノボボードや泊まりの荷物を持っていて大変そうだったので、私もなるべく自分で頑張ってスーツケースを持って

アウトレットに着いたらそうそうに荷物をロッカーに預けました

 

 

怪我をしたのもあって、病院やホテル、アウトレットでの商品購入の際など、いろんなとこで本名や住所を書くタイミングがあったのですが、それも全部彼に書いてもらったので住所も覚えられました笑

 

アウトレット自体も本当に楽しめたし、私の気持ちが本当に沈んでたのは骨折してからの数時間くらいです

だって一応初めての旅行なんですから笑

 

 

 

「正直スノボ連れ出したのが間違いだったのかなとか思ったけど・・・」って言わせてしまったけど笑

「スノボは言われたから行くのを決めたんじゃなくて私自身も行きたかったし、怪我はしたけど楽しかった!」って言いました

 

 

本心ですほんとに

この旅行はほろ苦い思い出になっちゃっけど絆が深まったし

 

この怪我が自分1人とか、友達とのスノボ旅行で起きてたら、どんなに心細かったか、つらかったか

 

 

正直、この旅行行く前は、彼のことそんなにまだちゃんと好きって感じじゃなくて

付き合ってから2ヶ月くらいだったけど、「いいのかなこんな気持ちで・・・」って感じでした

 

馴れ初めを書いてないのでなんでそう思う?って思われそうですがw

 

 

でも、ここまでされたらちゃんと好きにならないはずがない笑

彼はもともと私のことをちゃんと好きだろうってのは当時から分かっていたことでしたが

 

ありきたりな言い方だけど、いい人だな〜〜って思いました笑

こういうピンチの時ってその人の本性とかが出るじゃないですか

 

最悪の場合、こういう時に相手も不機嫌になって怒り出したり、喧嘩になる可能性もあると思うんですね

でもそんなことは全くなくて、この先またこんなふうに、これ以上に大変なことがあっても一緒に乗り越えられそうだなって感じました

 

そして、こんなにしっかりしてて頼れるとは思っていなかった笑

 

 

 

このエピソードは、すごく思い出深くて私の気持ちの変わり目になったので、記録しておきたかったです

 

この優しさと恩と感謝の気持ちは忘れちゃいけない

 

 

 

 

 

 

 

このブログは多分見てないけど

 

 

ありがとうね