こんにちは。

今回はうちの家族について。

 

うちは実は母子家庭です。一人っ子なので家族は母と私とぷぅのみですヒヨコ父の浮気が原因で、たしか小4の時に離婚しました。小4より前から、父は単身赴任で家にはほとんどいなかったので実際私が父と暮らしていた記憶はほとんどありません。

 

うちが母子家庭である、という事実を、ずっと隠して生きてきました。私が小さいころは、まだ離婚が今ほど一般的ではなくて、テレビでも離婚問題が取り上げられるのをみて「うわぁこんなひどい父親がいるんだなぁ」と思っていました。だから、自分の父親もそうなのだと知ったときの、小学生の私のショックは大きかったです。それに、母子家庭だとばれたらいじめられるのではないかという恐怖もありました。

 

なので、苗字は戸籍上も変えずに父親のものです。私の高校までのリア友で母子家庭である事実を知っているの人数は片手に収まります。

 

でも数年前から、「もう隠している意味なくない?」「隠すのめんどくさくない?」と思うようになりました。この年でいじめる人なんていないし、離婚が(悲しいことに)だいぶ一般的になってきたし、隠すために嘘つくのが面倒。笑

 

だから、もういいかなと思って、公表し始めました。最近は、話題になったらそのタイミングで普通に言うようにしています。

 

これを読んでいる高校以前のリア友がいたら、おそらく驚くでしょうね。本当に言ってなかったので。かなり親しい人でも。

 

まぁ母子家庭の一般的なイメージは「かわいそう」「貧しい」とかだと思いますが、今回はせっかくなのであまり世間に知られていなさそうなことを、母子家庭のもとにある子どもの視点で悩み、苦悩、葛藤?(そんなに深刻なものではないです)を書こうかなと思います。

 

 ー母に「再婚しないで」と言ってしまったー

うちが離婚したのは私が小学生のとき。当時の私はテレビで、再婚したら父親が暴力を振るったり親同士が仲良くして子供がほったらかしにされる、なんてのを見ていました。だから、自分もそれをされたらいやだと思って、「再婚しないで」と言ってしまったんです。でも後から後悔しました。母にもっと女として生きさせてあげればよかったなぁって。母にこれをいったことがありますが、母は「別に男に興味ないし。高いところの作業とかしてくれる人がいたらいいなと思うことはあるけど。笑」とかいう返事しかしてもらえません。まぁそれが本心の気がしますが、でもやっぱりね、もうちょっとおしゃれとかに気にしてもらいたい、女っぽくしてほしい、てのはあります。笑

 

 ー自分の娘が思春期のときの父へのきもちがわからないー

これは、将来私が娘を持つようになった時の話です。うちの場合、私が思春期になる前に離婚しています。思春期の頃の私は、友達が父親に対する感情を話していも「ああ、そういうもんなのかぁ」くらいにしか思いませんでした。私の父親への感情は一貫して負ではありますが、思春期の女の子が父親にどういう反応をするのか、というのは親になっても理解してあげられなくて、悲しいなと思っています。

 

 ー1人の人間と父娘関係、母娘関係両方を築くのは難しいー 

両親の役割は各家庭違うとは思います。父親が一切の権限を持っていて母親とは友達のような家もあれば、両親ともに厳格で、一定の距離を保っている家もあると思います。なのでこれは私個人が勝手にそう思っているだけで、実際はこんな風に分ける必要はないのかもしれないけど。

 

私が思うに、家のなかでは子供に関する重要な決断をする際には父親が最終関門となり、ぶつかる相手で、母親はどちらかというと娘の一番の理解者であり、親友のような存在かなと思っています。ですが、うちの場合はこの二人が同じ人間。すごくめんどくさいというか、やっかい。ある時は将来のことでめちゃくちゃもめて大嫌いになるのに、ある時は普通の日常会話が楽しい。仲良し。これはどうすればいいのでしょう??笑 なかなか難しい。。。笑

 

 ー親が一人な分、独裁的な決定をしがちー

これは、母に言ったら絶対にまずい内容だし、世間的に見れば母の意見が正しいことももちんある。自分の意見が通らなくて納得がいかない、という私の気持ちが入っていると思います。でもやっぱり、一人の親の意見だと納得できなくて。まだ親二人で相談して2:1の意見だったら納得いくのになぁと。両親いるときに意見ぶつかったことないのでわからないのですが・・・。

 

 ー父に性格が似ているー

これ言われるのすごい嫌なんです。でも嫌だとわかっていててなお、喧嘩すると母はいつも言ってきます。父親の性格が好きじゃないので、そんな人に似ているといわれると自己嫌悪というか、ああ、直さなきゃな、、、と思います…。

冒頭でも書きましたが、父は単身赴任中に浮気しました。どうかんがえてもそれは父が悪いのに、母のせいとか言っていたし、母と私を捨てたくせに私に会いたいとかは言ってくるし、自分勝手すぎる。小学生の私でさえ、「そんな自分勝手なことあるか!!!」と思いましたよ。笑ナルシストで頑固。自分は変えずに周りが変わればいいと思っている。自分は悪くない。なんですかこれ。笑 私たちを捨てたから嫌い、とかいう以前に、ヒトとして嫌いなんですよね。すみません、言葉きつくて。

あとそもそも、私父親と一緒に暮らした記憶がほとんどないのに、なんで似てるんだろうって思いますよね。笑 遺伝??性格って遺伝するもの??笑

あ、ちなみに結婚式とかも呼ぶつもりないですね。笑 母とバージンロード歩きたい

 

 ー父親似の私が母と一緒に暮らすのは本来無理な話ー

父と離婚した母と、父と似ている私。本来、性格は合わないはず。もう、どうしようもならないと感じるときもあります。だけど、まだ母のもとを離れて暮らすことはできないし、父親のもとに行くのはもっと嫌。だから、折り合いをつけなければいけない。これもまた、難しい問題です。笑

 

あ、でも勘違いされそうですが、根本的に母のことが嫌いなわけではないです。むしろ、私の一番の理解者だと思っています。ありがたい存在です。

 

 ー母子家庭にある子どもから離婚を考えている親世代へー

離婚を考えている親御さんがいたら、ぜひ読んでほしいです。

険悪な関係の両親も見せるよりは離婚したほうがいいんじゃないか、という意見があるのも知っていますが、子供からしたら、当然両親そろっていたほうがいいです。

先ほども少し書きましたが、一方がどんなに無能な親であっても、家に女性と男性の親が存在するということ、二人の親が存在すること、これは離婚に代えがたいものです。かなりきつい言葉で父親を罵倒しましたが、それでもいたほうがよかったんじゃないかと思っています・・・。笑 

 

 

なんだかまとまりのない話になってしまいました・・・。笑

 

母と私の関係については、もうちょっと書きたいことがあるのですが、これ以上いくと長くなりすぎるので今回はこのへんで。

 

ここまで読んでくださった方、ありがとうございました!!!