今まさに繁殖期のナガレタゴガエルさんを観察しに、あきる野市へ行ってきました
まだまだ寒いこの時期、水の中もかなり冷たく、手をつけると凍りそうなほど。
こんな冷たい水中で繁殖活動をするんだもの、彼らは。強いなぁ、と 身をもって感心。
タイミングが良かったみたいで、思っていたより沢山の個体に出会えました✴
この姿が見たかったの!この時期しか見れない貴重な姿!
泳ぐたび揺れて、本当、ブニョブニョ!
動画だと分かりやすいかも
この雄のヒダヒダになる皮膚は秋頃から長期間水中で雌を待つので、水中で酸素を少しでも多く取り込めるように皮膚をヒダヒダにし、表面積を広げたんだって!
晩秋頃から産卵場所の渓流に雄雌集まって、産卵準備や冬眠をするの。その後、繁殖期の2月〜4月になると渓流の流れに乗って下り、よどみや淵に集まって、深めの岩や石の下などに卵塊を産み付けるのだけれど、塊ではなく流されてしまいバラバラになったナガレタゴガエルの卵を見つけました。
少し触らせてもらいました。プルプルしているのですが、意外としっかりしていて寒天のような触感✴
観察後、すぐに元の場所に戻しました。
ナガレタゴガエルって、繁殖期以外の姿はタゴガエルとあまり変わらないのですが、後肢の水かきで見分けたりするの。
水かきが発達しているのが「ナガレタゴガエル」
ちなみにこの子が「タゴガエル」↓
帰り道、なぜだか道路の真ん中にどっしり構えていたタゴガエルちゃん。
車に轢かれたら危ないので、山の方に戻してあげました。
まだ雪が残るこの場所で活動をする彼らに益々魅了されました。
次の記事はヒダサンショウウオ・トウキョウサンショウウオ編!