生まれけり夏の盛りの水島の蝉降る朝に わが血継ぐ児が

 

 

       姫もよし かねて期待のごとくなり 子守歌など唄い進ぜむ

 

 

       姫さまや夢想流などいかがじゃな? 見せて進ぜむ時きたりなば