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ハプスブルク家の霊廟へ。

前半はよくわからない知らない方々の棺だが、一番奥のどでかい空間にマリア・テレジアと夫の皇帝の棺。6畳間くらいありそう。
※マリア・テレジアは皇帝ではなく皇后の身位だが、やっていたことは皇帝そのもの。

夫妻の棺の前にはマリー・アントワネットを救わなかった甥に当たる皇帝の棺。

メキシコ皇帝マクシミリアンの棺にはメキシコ国旗🇲🇽が供えられていた。傀儡の皇帝でナポレオン三世に見捨てられた、哀れなフランツ・ヨーゼフ1世の弟。
妃の墓は生国ベルギーにあるとか。夫が処刑されて精神を病んだ哀れな皇后。

政略結婚でナポレオン妃となったマリー・ルイーズの棺。若くして亡くなった息子のナポレオン二世の墓は、以前はここにあったが、ナポレオン崇拝者のヒトラーによりフランスのナポレオンの墓に移されたらしい。

出口付近にフランツ・ヨーゼフ1世、エリザベート、ルドルフの棺。

20年前に来たときにはいちばん新しい棺はツィタ皇后のだったが、さらに4棺加わっていた。
ツィタ皇后は、ルドルフは自殺ではなく他殺、と発言したが、真相は今や文字どおり墓の中。

欧州議会議員を務めたオットー・ハプスブルク氏、さすがにもうご存命ではないだろう、と思っていたら、新しい棺に加わっていた。この方、時代や身分が変わっても人民のために働く「ノーブルオブリゲーション」を体現している偉い方だなあと思って調べたら、すごい言葉を発していた。→10枚目参照。

ここは前回も来たけど、再訪したくて 、思いがけず充実して2周してしまった。

20年前は入場時間が決まっていたが、今は時間内ならいつでもいいみたい。

#カプツィーナ教会 #capuchin #ハプスブルク家 #カプツィーナー納骨堂 #カプツィーナー霊廟