並木先生のお教室で、とっても腑に落ちた言葉があります。それは、「幸せとは条件のないもの」という事でした。
仕事にも恵まれていて幸せ
愛する家族がいて幸せ
雨風が凌げる家があって幸せ
気の合う友達がいて幸せ
お嬢さんを幸せにします
息子さんを幸せにします
従業員を幸せにします
これって全部条件があるものだし、他人に親切にすることはできても他人を幸せにすることはできない。
仕事に恵まれているから幸せなのは、仕事が無くなって不幸になってないから幸せ。
そういえば、数年前、私がガンガンに眠っていたころのこと。
社長の幸せハラスメントっていうのがあってw
飲み会とかで従業員に「幸せ?」って聞くわけですよ。
めんどくさい人は「幸せです」っていって済ませるんですが、たまに「幸せじゃありません」って言っちゃう人がいて、そうすると長くなります・・・。
「なんで?アフリカの方の子は今日食う飯もないのに?おれらはいつもおなか一杯飯が食えるし、布団で寝れるのに?」
といいはじめます。私も面倒なので「あーやってるやってる」って思うだけですが、その時は虫の居所が悪かったので、「どんな環境の人にも同じだけ幸せってあるらしいですよ。あと、アフリカの子に失礼です」と口をはさみました。
「それってどういうこと?俺が上げとる給料じゃアフリカの子より幸せになることもできんの?」みたいなことを言うわけですよ。
「茂木健一郎先生は言ってました。ホリエモンは六本木ヒルズで綺麗なお姉さんに囲まれてシャンパンをあおっていた時より、刑務所の中でバナナが半分食べられる時の方が幸せそうな顔をしてたそうです」
といいましたが、今思うと、それもまだ「バナナを半分食べられるから」幸せ。っていうのは本当の幸せじゃなかったんだなあー。
統合をはじめてから、たまにわけもなくおなかの奥底からじんわり「幸せ」が沸き上がってくることがあって、「あ!これのことか!」と思うことがありました。
きっと目覚めるとこれは四六時中なんだろうな。
先日飲み会のとき「本当の幸せは条件のないものらしい」という話をしてたら、同僚が「それってなんかすげえやばいな!」ってびっくりしたような顔をしてました。
これから飽きるほどこの幸せを感じられるようになるかと思うと、ワクワクが止まりません。
写真は昨日の夕焼けの空、綺麗にとれました。