鈴木隆一さんのFXセミナーから
昨日は、すばる証券 の水曜日恒例のセミナー に参加してきました。鈴木隆一さんは、テクニカルな面から、為替の相場の読み方を教えてくれます。
今の円安傾向は、そろそろ下がるのではないかという高値警戒感を誰もが持っているはず。ただ、「FX は値段で判断すると負ける事がある」というのです。
その時の流れがどっちを向いているのか、流れは弱いのか強いのか。で判断するしかなく、単純に値段しか見てないと負けてしまうというのです。
ディーラーはよく、昨日より高いから→買う。
昨日より低いから→売る。
という考え方をするそうです。
チヤートの中で、ADXというのがありますが、これは「右肩上がりの場合のみ相場にトレンドがある」ということを示すそうです。
そして、DMI。+DMIは上がる力を数値化したもの。-DMIは下がる力を数値化したもの。
+DMIが、下がってきて、ADXのラインとクロスしたら、下落注意のサインなのだそうです。
現在のドル/円は、まさにこの状態で、上昇相場の中にあるものの、上がる力が落ちてきているとのこと。こういうときは、買いの新規のポジションをとらず、様子を見るほうがいいということです。ただし、また上がる力が盛り返すことももちろんあります。
こういった、テクニカルを見ながら、フォンアダメンタルズと照らし合わせて、売買のポイントを決めるのがベストとか。
ドル/円の下値は、現在121円半ばくらいと私は見ているのですが、鈴木さんいわく、119円~120円を割ると一旦、落ちても115円台で止まるのではという予想。逆に、上は、青天井。 122円70~8~70だとか。0を抜けると、次のゾーンは129円60
とりあえず、しばらくは、円安トレンドということだけは、頭に入れておきたいですね。
今は、チヤートを眺めながら、少し下がるのを待っています。