愛しているからこそ | 妄想を文字に変えて〜嵐 大宮小説〜

妄想を文字に変えて〜嵐 大宮小説〜

嵐のニノちゃん、大野さんをイケナイ目で愛でる妄想小説ブログです。

残念ながら、ちょっと腐な感じです。

あくまでも妄想なので、生温かく見守ってくださいませ。



愛しているからこそ


終わりにする








嵐は5人


5人で嵐




5人で出発して、


5人で歩んできたからこそ、


今がある


それがわかっているからこそ


彼らは終わりを選択したのだと思います







一つ前にも書きましたが、


人間であるからには


有限であることからは逃れられない






どなただったか忘れてしまったのですが、


写真家、カメラマンの方で


奥様を被写体にしていらっしゃる方で、


「妻より長生きしたい」


と言う方がいました。


理由は


「妻の人生を全部、余すところなく見たい、確認したいから」


ということをおっしゃっていて、


私はそこにとんでもなく深い愛を感じました。
(しかしどなたかは忘れました←)


好きだからこそ、全部見たい。


愛する気持ちがある中で、


愛する対象の完結を見届けることができるのは


幸せなことだと思います。







智くんを責める方がいること、知りました。


智くんが言い出さなかったら…と、思う方がいるのだと。






でも、智くんがいなかったら


あの5人でなかったら


今の風景はどこにもないのです


そのことの意味をわかっているからこそ、


そのことを大事にしたいからこそ、


彼らは終わる。




愛しているからこそ、終わる。




こんな美しい、あっぱれな終わり方はないでしょう。








私が大好きなイギリスの詩人、Keatsの詩にこんなフレーズがあります。




 Beauty is truth;Truth Beauty



美は真なり、真は美なり






美しいまま終わろうとしている嵐には


そこに嵐たる所以があると思えて、


泣きながらでも、


ちゃんと見送ろうと、


そう思うのです