BL妄想です
苦手な方はお気をつけくださいませ
Side O
「お…のさ…あぁ…」
「ほら、見ててあげるから…シチュー作って」
カズは俺に い たず ら されながらも必死でルーを中袋のまま四つ割りにしようとしている。でも力を入れようとした瞬間に俺が粒をくるくるといじるから、なかなかできない。その様がめちゃくちゃ可愛くて、い たず らする手をやめられない。
「もう、大野さんっ…やぁ…」
やっとルーを割るのに成功したみたいだけど、今度は袋を開けられなくて、カズは首をふるふる振った。
「エプロン…マジで、いいな」
エプロンの両脇から下へ潜り込ませた俺の手は、カズの可愛い粒に吸い付くように 密 着 させている。きゅ、とつまんだりくるくる弄ぶと、カズの吐 息 が荒くなる。そして、もぞもぞともどかしげに動く白い 尻。そこに俺のをぎゅっと押し付ける。
「あ…大野さ…」
「ふふ…もうこんななってる」
ぐいぐいと押し付けると、カズは「あぁ…」と恥ずかしそうに目を伏せるけれど…
「カズもでしょ?」
「ちがっ…」
カズは慌てて自分の前をカウンターに押し付けて隠した。
「ほら、見してみ?」
カズをくるっとひっくり返してこちらを向かせる。
「あ…」
「ふふっ…同じじゃん」
清楚なピンクのエプロンはその中心が山になっている。
「ふ…すげぇやらしい」
思わず隠そうとするカズの手を抑えて、じっと見るとカズがじたばたし始めた。
「やっ…」
「どした?」
またカウンターの方を向いてしまったカズの後ろにぴたっとはりついて緩く 抱 きしめ て耳元で聞くと、カズはぎゅっと目を瞑る。
「あの…急にすごく恥ずかしくなりまして…」
「なんで」
「エプロン…なんか、やっぱ、恥ずかしいよ…」
そう小さな声で早口で言うとカズはまたルーの袋を開けようとする。
耳を真っ赤にしてうつむいて一生懸命なカズは可愛すぎて…
「や、でもおいらめっちゃ嬉しいけど」
うつむくうなじにキ ス をしながら、片手は 胸 に、片手はカズが隠そうとしている前側にエプロンの上から手を這わせた。