かくれんぼ 5 | 妄想を文字に変えて〜嵐 大宮小説〜

妄想を文字に変えて〜嵐 大宮小説〜

嵐のニノちゃん、大野さんをイケナイ目で愛でる妄想小説ブログです。

残念ながら、ちょっと腐な感じです。

あくまでも妄想なので、生温かく見守ってくださいませ。


BL妄想です
苦手な方はお気をつけくださいませ

今日はこれが2つ目です





















いろいろと後始末しているうちに、時間が来て、かくれんぼは俺たちが勝ってしまった。


決して暑さのせいだけではない汗でびっしょりになって小部屋を出て、最後の〆のシーンを撮ったらかくれんぼ企画が終わって、休憩になった。


「なんか飲みてぇな…口ん中がニノでいっぱいだし」


ちらちらニノを見ながら呟くと、真っ赤になったニノが「そこ座ってろ、バカ」と屋敷の縁側に俺を座らせて、スタッフさんが飲み物を用意しているところへパタパタと歩いて行った。さっきの俳優がニノを見て嬉しそうに話しかけていたけれど、ニノはそれをいなして、お茶の入ったグラスを2つ持ってきた。


「早く飲みましょうリーダー」


真面目な顔をしながらも、落ち着かなさそうに目を泳がせるニノに俺は噴き出した。


「なんでそんな焦ってんの」


「や…だってなんか…」


「俺がお茶飲まないとなんでニノが困んの」


「バッ…早く飲めってば」


焦って早口になるニノが可愛くて、俺はにっと笑ってオネェ口調で言った。


「やだー苦くてそんな飲めないー」


「っっ!バカっ!」


真っ赤になったニノが俺の腕をパチンと叩く。近くにいたお笑い芸人さんが、


「2人仲ええなあ」


と呟いた。














…fin.