ひ・さ・び・さ・に・あ・ま・い・の・4-1 | 妄想を文字に変えて〜嵐 大宮小説〜

妄想を文字に変えて〜嵐 大宮小説〜

嵐のニノちゃん、大野さんをイケナイ目で愛でる妄想小説ブログです。

残念ながら、ちょっと腐な感じです。

あくまでも妄想なので、生温かく見守ってくださいませ。


BL妄想です
苦手な方はお気をつけくださいませ


















Side O






「ばっ…」


俺がそう言うと、ニノの瞳に困惑の色が瞬く間に広がっていく。口は尖って、眉は寄り、瞳は潤みを帯びた。



やべ、可愛いな…



「なんで…んな意地悪言う…」


「意地悪じゃねぇよ、ニノがシャワーしたいって言ったんだろ?」


Tシャツを手首から取り去ってやると、ニノは起き上がった。ニノの瞳がますます困惑で揺れる。その短パンの陰影は濃くなっていて、俺の口元は勝手に緩んだ。


「あ…の…」


ニノが潤んだ瞳で顔を寄せてくる。ニノの耳に手を添わせると、どちらからともなく  唇が合わさる。ニノは目を閉じた。軽く二、三度  唇をついばみあうと、ニノは目を開けた。



やべ、めっちゃうるうるしてる…



久々にこんな顔を見るせいか、胸が騒いで仕方がない。


「シャワー、あとでいい…シたいよ…」


ニノの尖らせた唇が吐息とともに紡ぐ言葉は俺を興  奮  させるのに十分だった。



どうしよ、挿  れたらすぐ  イ  っちゃいそうだな…俺が…



「下…」


俺が目で指すとニノは素直に短パンに手をかけた。けれど、ぬ  ごうとした時、ニノはふと気になったように窓を眺めた。


「シェードおろさなきゃ」


窓の外には隣のオフィスビルが見えた。ビルとホテルの間は数メートルしか離れていない。

ホテルの部屋は「コーナーなんちゃら」という角部屋で、二方向に窓がある。人目に配慮してのことなのか、オフィスビル向きの窓にだけ薄いシェードが降りていた。それでも目を凝らすとオフィスで働く人達が見えた。ということは、オフィスからこちらを注意深く見ればこちらの姿は見えてしまうのだろう。

ニノがベ  ッドサイドのスイッチを操作すると、もう1枚厚いシェードが上から電動で降りてくる。

俺は急に思いついて、途中でスイッチを戻した。


「え」


シェードはぴたりと止まり、ニノは困惑したまま俺を見た。


「なん…」


「このままやろ」


「え…やっ…やだ…こらっ」


俺はニノがぬ  ごうとしていた短パンに手をかけた。