Be My Baby 27 | 妄想を文字に変えて〜嵐 大宮小説〜

妄想を文字に変えて〜嵐 大宮小説〜

嵐のニノちゃん、大野さんをイケナイ目で愛でる妄想小説ブログです。

残念ながら、ちょっと腐な感じです。

あくまでも妄想なので、生温かく見守ってくださいませ。


BL妄想です
苦手な方はご注意くださいませ




















Side O






「はぁっ…おーのさ…なんか…なんか出たよう…」


頬をピンク色に染めたニノが眉を寄せて自分の体を見ながら呟いた。


「ん…大丈夫…みんな大人になったら出るから…」


「大人に…なったら…」


ニノは途切れ途切れ言うと、ぐったりと俺に寄りかかってきた。


「ごめんな、ニノ…」



ホントはあんなことしちゃいけなかったんだろうけど…



熱い肩を抱きしめて、頭を撫でると、ニノは首をかすかに横に振る。


「ううん…なんか…よくわかんないんだけど…気持ちよくて…」


「ん…」


「やめてほしくなかった…」



さすがに恥ずかしいのか、真っ赤な顔でこちらを見つめてくるニノが…



ああもう…



かわいくてたまんない…



「おいら以外と…こんなことしちゃダメだかんな?」


「ん…しょうちゃんとかあいばさんとかじぇいとも?」


「ダメ。絶対ダメ」


俺が怖い顔を作って言うと、ニノはきゃっきゃっと笑った。



こいつ、わかって言ってんな…



「おいらだけだよ?わかった?」


「うん…おーのさんだけ…」


甘えるように顔を寄せてくるニノの唇を捉えて、ちゅ…と唇を重ねる。


「さ、そろそろ出るか」


唇を離して、俺が湯船に腕をかけて起き上がろうとしながら言うと、ニノは急に怪訝な顔をして俺の体を見た。


「ね、おーのさんのもさっきの俺と同じようになってるよ?大丈夫?」


「おお…」



見つかったー‼︎



ってか、これだけ反応してたらそりゃそうか…



「うん…まあ、だいじょう」


「俺、やったげる」


「え、わっ」


ニノは俺の足の間に体を割り込ませたままで、素早く俺のを手で包んだ。


「こら、待っ…ぅあっ…あっ」


「ふふっ…おーのさん…なんか可愛い…」



可愛いのはお前だっつーの…



ニノは俺が反応するのが嬉しいのか、さっき俺がやったように手を動かして俺の顔をじっと見つめた。


「はぁっ…ニノ…ダメ…」


「おーのさん…おーのさんが可愛い…」


ニノの手をどけようとするけれど、曲がりなりにも大人の男の手だからか、自由の効かない湯船の中では、うまく払いのけられない。


「ぅあ……っ……ニノ…」


「あれ…?」


手を上下させながら、ニノが訝しげに呟いた。


「俺…おーのさんと…コレしたことある…?」



な…



大人の時の記憶が…



「なんかしたことあるような…こうやって…」


「ぅあ!そこは…」


ニノは俺の先端をぐりり、と親指でなぞって、俺の反応を見ると、目を細めてふふっと笑った。


「おーのさん…可愛いよ…」


小さく呟く声にぞくぞくする。


「あ…」


その小さな手指をオレに絡みつかせたまま、ニノは俺の唇を塞いだ。



ああ…大人みてぇにしやがって…



ふたりの思い出は他にもいっぱい…くさる程あんのに…



なんでよりによってこれを思い出すんだよ…



ちゅ、ちゅく、と  舌  が小刻みに動いて、咥  内の感覚がニノにさぐり出されてゆく。連動するように体の  奥の熱が、ニノが触れているところに集まってゆく。


「おーのさん…気持ちいい?」


「ん、あっ…気持ちい…ぁ…ん…」



ニノはにこっと笑ってまた唇を重ねてきて…



湯が波立つほど激しく手を上下させた。



「あ…ニノ…ごめ…あぁっ」


「おーのさん…」


ニノの手の中で弾けてしまって、息の荒い俺の頰を、ニノはもう片方の手でそっと包んでくれた。