君は愛しのHis Sugar Babe 6 | 妄想を文字に変えて〜嵐 大宮小説〜

妄想を文字に変えて〜嵐 大宮小説〜

嵐のニノちゃん、大野さんをイケナイ目で愛でる妄想小説ブログです。

残念ながら、ちょっと腐な感じです。

あくまでも妄想なので、生温かく見守ってくださいませ。


BL妄想です
苦手な方はご注意くださいませ



















Side N






潤くんは立ち上がると、ソファに座った俺の前でかがんで言った。


「じゃあ、俺につかまって」


言われるまま首に両腕を回すと、潤くんの力強い腕が俺の脇の下と膝の裏へ入ってきて、ふわっと抱き上げられる。


「な、なな何で?」


咄嗟に、潤くんの首にしがみつく形になってしまって、顔が熱くなった。


「だってほら」


潤くんは俺を寝室へ運びながら、ニヤリと笑った。


「かっこいいのと、かっこよくないの、どっちがいい?って話ですよ」


「Jも意外とバカなんだね…」


「も、って何だ?そんな言ってると下ろしますよ、姫」


廊下で、下ろすそぶりを見せられて、俺は思わず潤くんの首にぎゅっと抱きついた。


「ふふっ…大丈夫だって」


しがみついた俺の胸のすぐそばで、潤くんが笑う気配がした。



どうしよう…



潤くんに頼りきって、



甘えきっている自分に、



少し前から気づいてはいたんだけど…



潤くんが黙ってしまった俺を気にして「ん?どうしました?」と聞いてくれた。

ぎゅ、と抱きしめると、あやすように、ぽんぽん、と背中を叩かれる。


「大丈夫だよ。ニノは智さんのってわかってるって」


潤くんの声が優しくて、俺は潤くんの首筋に顔を埋めたまま首を振る。

潤くんは俺を抱きあげたまま、寝室のドアを開けてベッドに俺を横たえた。