君は愛しのHis Sugar Babe 2 | 妄想を文字に変えて〜嵐 大宮小説〜

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嵐のニノちゃん、大野さんをイケナイ目で愛でる妄想小説ブログです。

残念ながら、ちょっと腐な感じです。

あくまでも妄想なので、生温かく見守ってくださいませ。


BL妄想です
苦手な方はご注意くださいませ
























Side N







潤くんの家に着くなり、潤くんはキッチンに入っていった。


グラスを置く音、
ボトルの蓋をあける音、
液体を注ぐ音。


キッチンから、リビングに戻ってきた潤くんは手に褐色の飲み物が入ったグラスを2つ持っていた。

彼はそれをソファの前のローテーブルにコトリと置く。


「コーラ?」


ソファに座った俺が、立ったままの潤くんを見上げて聞くと、潤くんはニヤッと笑った。


「まあ、飲んでみて」


よく冷えたグラスに唇をつけると、南国の香りがした。


南の島の、甘い果実。


一口飲み込むと、優しい甘さが口に広がる。


「なんか…南の島っぽい」


「マリブコークね」


ドヤ顔で俺の隣に腰掛ける潤くんが面白くて…愛しくて、噴き出す。


「元気ないときは、マティーニなんかより、やっぱこういうのかなって…」


俺を気遣うように、潤くんは目を伏せて、ポツリポツリ話した。


「…さすが、Jは励まし方もオシャレですね」


「ふっ…それは…」


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潤くんはしやがれのMJコーナーのオープニングみたいにニヤリと笑った。


「どうせやるならさ…


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…どっちがいいと思う?」


「ふふっ」


「って話だよね」


「いいネタ持ってるね」


「いや、ネタじゃないから」


俺はもう一口、その優しくて、元気をくれそうな飲み物を口に運んだ。ココナッツの香りとパチパチ言う炭酸の泡が、俺を癒して、嫌なことを弾け飛ばすような気がした。


「じゃ…俺もいただきます」


潤くんは、マリブコークのグラスを掲げた後、美味しそうに飲んだ。


「上手くできてる」


「うん、ありがと」


俺が微笑むと、潤くんは真面目な顔になった。


「聞いていいかわかんないけど…」


潤くんの瞳に迷いの色がにじむ。


「その…リーダーと…何かあったの?」


グラスの中で氷が、早くも、カラン、と音を立てた。
















*おまけ*





マリブコークとは…






マリブというココナッツのリキュール

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(このやしの木の絵がかわいくて好きです♡)


と、コーラ
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で、できたカクテルです(°∀°)b 



ビルド(カクテルシェイカーで振らずに、グラスの中で混ぜる)で作るので、マリブとコーラさえあればおうちで簡単にできます♪


夏っぽくて、甘くて美味しいです❤︎
マリブ入れすぎ注意ですが(^_^;)



なんとなく潤くんに「マリブコーク」って言って欲しくて、このカクテルにしました(*゚ー゚)ゞ