小悪魔ちゃんのわるだくみ☆ 7-1 | 妄想を文字に変えて〜嵐 大宮小説〜

妄想を文字に変えて〜嵐 大宮小説〜

嵐のニノちゃん、大野さんをイケナイ目で愛でる妄想小説ブログです。

残念ながら、ちょっと腐な感じです。

あくまでも妄想なので、生温かく見守ってくださいませ。


BL妄想です
苦手な方はご注意くださいませ























Side N






「もういいだろ?外せよ」


ぐったりと横たわる俺の上から、怒ったような大野さんの声が降ってきた。


「…なんで?」


はぁはぁと荒い息をつきながら聞くと、大野さんはまた顔をしかめた。


「なんでってそりゃ…もう我慢できねぇもん…」


大野さんは、俺の乱れたTシャツやスウェットに視線を巡らせて、ごくりと喉を鳴らした。


「ニノが欲しいよ…」


俺は身を起こすと、大野さんに近づいて、両肩に手を乗せた。


「どれくらい欲しいの?」


「すげぇ欲しい…」


俺は大野さんに顔を近づけて、唇を塞いだ。大野さんは待ち構えていたかのようにすぐに舌を絡ませてきた。


「んっ……ふぅ…ぁ…」


身体は触れ合わないように距離を取る。キ  スの熱が全身に駆けめぐって、達  したばかりだというのに腹の底から疼  きが這い上がってきた。


「ニノ……外して…」


チュッ、チュッと水音を鳴らしながら、大野さんはキスを続けて囁いた。



なんで、自由を奪われてるくせに…



キスの主導権はいつのまにかこの人になってんだろ…



俺は自分の唇が翻弄されているのを感じながら、大野さんの頰に指先で触れた。


「外して……はぁっ…も、お前にさわれねぇと…」


大野さんは唇を外して俺を熱く見つめた。


「死ぬ…」


大野さんは体の熱を振り払うように目をぎゅっと閉じて首を振った。



ふふっ…



俺は思わず笑いそうになってぐっと堪えた。



っとに、可愛いよね。



俺の好きなこの人は。



やっぱり、いじめたくなっちゃうね。



「俺にさ  われないと…死んじゃうの?」


手でもう一度頰に触れただけで、大野さんはビクッと体を揺らした。はぁはぁと肩を上下させながら、大野さんは薄く目を開けてこくこくと頷いた。