ま・た・あ・ま・い・の・4 + | 妄想を文字に変えて〜嵐 大宮小説〜

妄想を文字に変えて〜嵐 大宮小説〜

嵐のニノちゃん、大野さんをイケナイ目で愛でる妄想小説ブログです。

残念ながら、ちょっと腐な感じです。

あくまでも妄想なので、生温かく見守ってくださいませ。


BL妄想です
苦手な方はご注意くださいませ




  






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Side N








目を開けると、至近距離に寝ているニノの顔があった。


「ん…」


身じろぎすると、ニノもかすかに声を漏らす。


起き上がるとベッドの上で…



そか…昨日かろうじてベッドまで来たんだ…



ニノが目をこすりながら、俺を見上げた。


「大野さん…」


その体の上にかかった白い掛け布団から、赤い実が2つ、ちらりと覗く。

ニノはすぐに俺の視線に気づいて、布団を肩までかけた。


「どこ見てんのよ」


俺はふへへっと笑いながら、ニノにかかった布団に滑り込んでいった。


「なあ、おいら昨日ちゃんとここキレイにしたかな?」


「あっ…してくれたから!待って…ゃあっ…」


俺がそこに両手を伸ばすとニノは焦った様子で腕で隠す。その手を取ってニノの顔の上でひとまとめにしてシーツに押し付けて、ニノが隠している場所を布団からさらけ出した。


「もうっ…起きぬけに何…」


寝起きではねたニノの髪の間から真っ赤になった耳が見えて、俺はふふっと笑った。


ちゅ…と唇をつけると、ニノは「あっ」と小さく叫んで体を揺する。とたんにそこもかた  くとが  って、俺は嬉しくなってまたそこに口  付けて、舌  先で転がした。


「やっ…大野さん…仕事っ…仕事行かなきゃ…ぁあっ」


焦ったニノの声が耳に心地よくて、俺はしばらくくちゅくちゅとそこをもて  あそんだ。


「んっ…だっ…めっ…ダメ、もう…仕事あるんだって…」


俺の手の戒めを解いたニノの両手が俺の顔を引き剥がしにかかったから、俺は身を離して起き上がった。


「…わかった、じゃ朝メシにすっか」


ちょっと息を切らしたニノは唇を尖らせて俺を見上げて、こくっと頷いて起き上がった。


「ニノ…」


俺は思い出したことがあって、起き上がったニノの髪を撫でながら、名前を呼ぶ。ニノはキョトンとした顔で俺を見つめた。


「朝メシ、ロールケーキ残ってるよ」


俺がくふふっと笑いながら言うと、真っ赤になったニノの「絶対、ヤダ!」と言う声と、俺の二の腕への強烈なパンチが、同時に飛んできた。














おしまいー(/ω\)