大宮ヶ丘に陽は落ちて 13-1 | 妄想を文字に変えて〜嵐 大宮小説〜

妄想を文字に変えて〜嵐 大宮小説〜

嵐のニノちゃん、大野さんをイケナイ目で愛でる妄想小説ブログです。

残念ながら、ちょっと腐な感じです。

あくまでも妄想なので、生温かく見守ってくださいませ。


こんばんは、雪乃です。


今日は妄想にちょっとCMネタはさんでみました。


で、へんなこと書いてたらいかんと思って公式サイト行ったらニノちゃんのダウンロード壁紙が(^o^)/

全然知らなくて、こんなんあったんだ~エヘヘ( ´艸`)ってなりながら即ダウンロード❤︎

ニノ担さんにはすんごい既知の情報なのかも…でも、私、情報キャッチ力が低すぎるんです…(>_<)
細かいことは全然知らない(笑)


改めて可愛かったです(≧∇≦)







んでは、今日の妄想です♪( ´▽`)







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Side N





大野さんの方を見ないって決めたはずなのに、マルやヨコと話しながらもついつい気になって見てしまう。


あーあ、囲まれてるなあ…


俺は1人の後輩がやたら大野さんにベタベタしているのに気づいていた。


あ、日本酒同じお猪口から飲ませてる…


よくある光景じゃん、って自分に言い聞かせるけど、やっぱり面白くない。

大野さんの腕に絡みつくかのように、ゆっくり撫でて腕を叩くそぶりをする後輩を見てたら、俺の中の黒い気持ちがふつふつと音を立てて大きくなった気がした。



俺は、大野さんを誰かとシェアするなんてまっぴらだ。














ポッ○ーはシェアしても…




( LET'S SHARE P○CKY‼︎ )←合いの手






ふと、向かいの卓に座ってスタッフや先輩達と飲んでる翔ちゃんと目が合う。

翔ちゃんは、ちらっと大野さんの方を見て、そちらを指差しながら、


(いいの?)


って声を出さずに口だけ動かした。


俺も声は出さず、口の動きだけで


(よくない)


と返して立ち上がる。

ヨコに「ちょっとトイレ行ってくる」と言って、大野さんの方へ向かおうと歩き出す。

こっちを向いた大野さんと目が合った。


「ニノやんか~‼︎」


突然、誰かが後ろから俺の肩に手を回した。浴衣をはだけさせたヒナが顔を寄せてくる。


「ヒナ、もう酒くさい…」


「宴会やし、しゃあないやろ。ニノ、俺さあ…」


「何?」


大野さんがこっちを見てる気がするから、俺の肩に回されてるヒナの手が気になった。


「ちょっと聞きたいことあんねん」


にまにまとヒナは笑って、足元で事務所のスタッフと話してたヨコの肩を叩いた。


「ヨコ、ニノにあのこと聞こ」


「そや、忘れてた」


ヨコが立ち上がると、マルが気づいて一緒に立ち上がろうとする。


「何、どうしたん?」


「あ、マルは座っとき」


ヒナは焦ってマルを押しとどめた。


「なんで?」


「んーあとで教えたるから」


ヨコも一緒になってマルを座らせる。


「よし、ほな行こ」


マルをおとなしくさせたヒナがまた俺の肩に手を回す。

反対側からヨコも肩に手を回すから3人で肩を組んでるような形になって、廊下の方へ連れられる。


「何?何の話?」


「まあまあ、ちょぉ待ち」


ヒナが昔から全然変わんないいたずらっぽい瞳で俺を見て微笑んだ。