今日の2つめアップです♪( ´▽`)
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Side N
「あ、ニノ顔赤くなってる」
相葉くんが目ざとく見つけて声をあげる。
「ちげーよ!これは…別に」
「ね、一昨日、リーダーと一緒に帰ったよね?」
相葉くんが、微笑みながら俺に聞く。
あー…どうしよ…
「ん…飲み会だったし」
「昨日も、休み一緒にとったんだよね?」
今度は潤くんがニヤリとしながらこっちを見つめる。
あぁ…もう無理…。
「うん…リーダーから絵のモデルになってって言われたから…」
嘘はついてない。
「へぇ、絵のモデルになると、こんなアトついちゃうの?」
潤くんが冗談めいた意地悪い口調で俺のシャツをまくりあげて、そこを覗く。
「ちげーよ、何かにぶつかっただけ…あっ」
潤くんが俺の背中に手のひらを這わせてそこを指で触れた。潤くんの手が温かくて、つい声が出てしまう。
「ははっ、やっぱりここが弱いんだ」
「もー、J!ヤメろよ」
「今、びくってなったでしょ」
「なってねーよ!」
2人に取り囲まれて分が悪い俺…。
っていうか、こんなアトつけるあの人が悪いんだけど…
「リーダーとデキてんでしょ」
潤くんがニヤリと笑いながら俺に問いかける。ストレートな聞き方にどきりとして、思わず口ごもる。
「ちげーよ、これは…」
「ふーん…じゃさ、俺らがニノにベタベタしても、リーダーは何も反応したりしないよね」
イタズラ好きな子供みたいな瞳で、潤くんが笑う。
「な…に、考えてんの?」
「だからさ、デキてないんなら、俺らがリーダーの目の前でニノに触ったりベタベタしても、リーダーは平気でいられるんだよね?」
「俺ら?俺もすんのね」
相葉くんが気づいて呟いた。
「メンバーには嫉妬したりしないでしょ」
って、俺、半ば認めちゃってるな、今の発言…
「じゃあさ、今日試してみようよ」
「そうね、後で一緒になるしね」
2人はアイコンタクトしながらニヤリと笑った。
マズいですよ、これは…
…大野さん、うまく、頼むよ?