雪乃です。おはようございます(ぎりぎりセーフ)。
は~やっと土曜日ですね。私は土日休みの仕事なんで金曜夜~土曜夜が絶好調超☆です☆o(≧▽≦)o
そして日曜朝から早くもしょぼくれ始めるという…σ(^_^;)
今日はしやがれが楽しみ(^-^)
んでは、妄想の続きです。
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Side O
俺は気持ちを紛らわそうと、立ち上がって水を取りにキッチンへ入った。戻ってくると、ニノが部屋の隅っこにおいてあった、翔くんからもらった甚平をぼーっと見つめていた。
「甚平…ど、したの」
まだ酔いが抜けないのか、ニノはいつもよりゆっくり話す。甘えているように聞こえて、胸が騒ぐ。
「翔くんにもらったんだよね。なんか、ニノとお揃いって」
水の入ったコップをテーブルにおいて、甚平を床から拾い上げて広げる。当たり前だけどニノのと同じサイズで、翔くんの計らいなのか、同じような色合い。
「ふふ…それ、着ていい?」
「ニノ着たいの、コレ」
「うん」
ふふふって気持ちよさそうに笑って、甚平を広げてみせる俺に小さい丸い手を伸ばした。
「ほら。起きれる?」
甚平を傍に置くと、ニノを起き上がらせようと寝転んでいる彼の肩に手をかけた。
「ふふ…おーのさん、…着替えさせて」
「え…」
思わず顔をじっと見た。ニノはそんな視線に動じず、目を細めて口角をきゅっと上げる。
耳元がふんわりピンクに染まっていて、すごく艶かしい…
「…脱がせ、てよ」
ニノが呟いて、自分の手でシャツの襟を少し開けたのと、俺がニノのもう片方の手首をソファに押し付けて、その唇に自分のを重ねたのはほぼ同時だった。
「ん…ぅ」
ニノが俺に掴まれてる方の手をぎゅっと握った。
ニノの、柔らかい唇。
ニノの息遣いがダイレクトに伝わって、俺は止めることができずさらに深く口づけた。抗わないニノの少し開いた唇から、奥に侵入する。
「っふ…んん…」
くぐもった水音と2人の吐息の音が静かな部屋に響いて、頭ん中が痺れていく。口内を乱し、温かいニノの舌を見つけて絡みついた。
「っはっ、おーのさ、ん…」
ニノが息を荒くしながら俺の名を呼んで、俺に掴まれている手首を左右に振る。
「…ごめん、ニノ…気持ち悪い、よね…?」
慌てて手首を離すと、とろんとした目をしたニノが首を振って、自由になった手を俺の背中に回した。
「…気持ち、いい…どうしよ…」
そう呟くニノに、もう、気持ちが抑えきれなくて、もう一度唇を重ねた。
ちゅっ、って唇をついばむとニノがぎゅっと目をつぶる。でも、柔らかく開いた口元から紅い舌がちらちら見えて、俺はソレに夢中になった。もう一度深く、ニノに口づけする。
「甘い…」
「んふふ」
ニノが照れたように目を逸らした。俺は片肘をニノの顔の脇に立てて、片方の手でシャツのボタンを外しながら、ニノの耳元に唇を寄せる。ちゅ、と耳朶に吸い付くとニノがびくっと震えて目を閉じた。シャツを脱がせながら指で首筋を伝って胸へ下ろしていくと、眉根を寄せて鼻にかかった甘い声をあげる。
その反応がめちゃくちゃ可愛くて…
俺の体温がどんどん上がっていく。
「…こんなん…ダメだよね?」
俺は急に不安になってニノの顔を覗き込んだ。
瞳に俺が映ってる…
「…今さらってか、もう遅くない?」
ニノはふふっといたずらっ子みたいに笑って言った。
「でもここらで、やめといた方がいいよね…」
俺は少し体を離して、ニノの様子をうかがった。