遅くなりましたが、舞台「8人の女たち」、
無事に幕を降ろす事が出来ました。
劇場まで足を運んで下さった皆様には心からお礼申し上げます。
今回の私の役どころは「メイド」でした。
もう、立ち居振る舞いから歩き方から、一からのスタートで、
稽古以外の時も、常に意識しないと身体に染み込まない(泣)
身体は思う通りに動かないし、動きを少し変えただけで
セリフが飛んでいくし・・・。
あまりの出来なさ加減に、家で一度号泣しました(笑)
そしたらなんか、心がスッキリして、稽古に行くのが楽しくなりました。
どうやら、そこが私の分岐点だったみたいです。
今の自分が出来ることは全て出せたと思っているので、
後悔はありません。
反省すべきことはたくさんあるけど。
経験出来て良かったと思います。
本番前に暖炉のポンセチアが落っこちたり、電話の下のお花が
本番中に落っこちたりと言う、不思議なハプニングもあり、
また、ソーサーが一枚足りなくて、本番中に持って行ったり、
テーブルと椅子が離れすぎていたので本番中に移動させたりと
稽古では考えもしなかったハプニングもあって、
本番って、何が起こるか分からないけど、
それをいかにうまくフォローして行くかを考えるのが
ちょっと楽しかったです。
アフレコでは、間違っても録り直しが出来るって、思っていないか?
本当に思っていないかと、自己反省も含め、
色んな意味で、今後の「声優」としての自分に喝を入れ、
気を引き締めて、仕事に向き合っていこうと思います。