今も当時も

そんなに会話の量は変わってない気がするけれど


思い出してみる。


当時の私の思い


夫は私の話を聞いてくれない

夫は私を愛してくれない(私の望む形で)

夫は私を思いやってくれない

夫は私をわかろうとしてくれない

夫は私のことなんて考えてくれない

私のことバカにしてる



こうやって、夫に対しては要求ばかりだった。

それも、私の望む形で与えてくれないものは一切カウントせず、無いものだと思ってた。


夫が、夫なりの形で私を愛していてくれても、それは愛じゃないと信じて疑ってなかった。


頭がおかしいんじゃないかと思ってた。

同情や、義務感。

そういうもので私と一緒にいるんだと思ってた。


私を、私の望む形で愛してくれない夫を

私は微塵も愛してなんてなかった。


だから、私が誰よりも夫の話なんて聞いてないし

夫を愛してない

自分のことしか考えてない

夫の立場になって考えるなんて思いつきもしない

夫のこと頭がおかしいとすら思ってた


こうやって、言葉にすると

ホントひどいな…(^_^;)


しかも、こうやって夫に要求すること

夫を頼りにすること(間違ったやり方で)

それが、愛だと思ってた……あははは


愛じゃなくて、依存だよね。



今ならこうやって書けるけど

当時は大真面目に思ってた。


愛は夫からもらうべきもの

夫は私を愛して当然

自分?愛してもらえるように要求するだけ。


しかも、何度頼んでも

夫は新婚の時のように

スキンシップをしてくれなくなった。

夫婦生活も年に1〜2くらいだった気がする。

よく、これがセックスレスだよなって思ってた。

もとから少なかった言葉もとても少なくなった。


スキンシップが大好きな私にとって、地獄だった。

セックスがしたいわけじゃない。

ただ、ハグしてくれるだけでいい。

勇気を出して、泣いて頼んでも

私の望む形で愛をくれることはなかった。


スキンシップがいやなら、言葉で毎日伝えて欲しい。

そう言ってもそれもしてくれなかった。

地獄だった。



この生活に愛は無い

なんのために生きてるのかわからなかった。

愛する人に愛されない。

空虚感がいつもあった。


頼んだり、泣いて言ったりするようになっていたとき

夫の不倫の時期とかぶっていたのか、正確にはわからない。


ただ、不倫があってもなくても

私は自分の望む形でもらえないものは、愛にカウントしてなかったから


夫がしてくれていること、

夫の私への愛は、もう無いとずっと思ってた。してくれていることがあっても、何も感じてなかった。

だって、私が欲しいものをくれない。



「夫は私を愛してくれない」


信じて疑うことはなかった。



そして、愛してくれない人のために

私がすることは何も無いと思ってた。

ただ毎日を、少しでも楽しいと思えること(ゲーム、スポーツ、マンガ、ネット、買い物)でやり過ごしていた。

そう、そういう行為にも薄っすら罪悪感を感じながら。



いま、心から謝りたい。


ごめんね。

自分のこと、放ったらかしにして

ないがしろにして、ごめんね。

自分を一番バカにしてたのは、私。


ごめんね。

夫のこと、何も見てなくてごめんね。

ないがしろにして、ごめんね。

あなたが私に、どれだけのものを与え続けているか

どれだけ差し出し続けてくれているか

私はわかっていなかった。


時間、お金、何もかも与えてくれていること。

人生をかけて私を、家族を守っていること。

昔は本当にわかってなかった。