今日、数人の退職者がボス(社長)の部屋で退職辞令を受けました。
ボス部屋所属の私は、毎年その顔ぶれを見送ります。
ここ数年は採用数が少なかった時期の退職者なので、定年退職者は少なくて、早期退職者の方が多い。
この人たちは、次のステップに行くための退職を自ら選んでいる。
1人は夫の出世で収入が安定したことから、専業主婦になるための退職。
1人はコツコツと積み上げた経験を活かして、起業するための退職。
1人はいわゆる引き抜きで、次の職に移っていくための退職。
1人は夢を諦めきれなくて、再チャレンジをするための退職。
残る1人は定年後、引き止められて役職付きで再雇用されていたけど、やり切った後の退職。
みんな晴々とした顔でした。
疲弊していつのまにか居なくなって(辞めて)いった年度途中の退職者とは全然違う。
ほかにも、同業他社の知人が契約満了で退社したことをSNSで、「楽しかったぁ」って書いていました。
彼女の会社は、契約期間が終わったらどんなにいい仕事をしてもおしまいです。
元のフリーランスに戻るみたいですが、本当に晴々とした気持ちで終わったのだろうか?
私は後数年で定年の年齢。
その時私は、どんな顔をして退職するのかなぁ。
この会社は嫌いだけど、この仕事は好きなんです。
晴々とした顔で終わることなんて、できるのかなぁ。