マッチングしたTさんに会ってきました。

仕事を終えてからの待ち合わせ。

ノコノコと大阪駅まで行ってきました。


通勤ラッシュの時間帯。改札口付近待っていると、アプリのプロフィール写真そのままの人がやってきたので、すぐにわかりました。


初めまして。のご挨拶の後、すぐ事前に話していたエリアの居酒屋に向かいます。


人混みを抜けて、うめきたのヨドバシ連絡橋を脇目に阪急三番街方面へ、目指すは「かっぱ横丁」。


「もしかして同学年ですよね。xx年生まれです」なんて話を挟みながら歩く。

Tさん、歩く速度が速い!


大阪の街は日本一歩く人の速度が速いって聞いたことがありますが、ここに来ると私もその流れに乗って歩く人です。


大阪に住んでいない私が、「地蔵横丁」を通るルートに迷うことなく並んで入って行くのを見て、「道、よく知ってますね」と言われました。


「高校時代から会社員時代にたくさん歩いたからね。」

「大阪人ですね。」


Tさんの家は大阪でも私の馴染みがない阪南エリアですが、職場が私の実家がある北摂エリア。

Tさんには「感覚が近い」と感じられたと思います。


事前にネットから予約してくれていた店は、高知の食材を使った居酒屋でした。。

鰹や鯨、土佐のお酒が美味しくて、ガチャガチャしてなくて居心地もいい。


テーブルに通されましたが、カウンターの方がいいと言ってカウンターに変えてもらいました。


「カウンターでもいい?」

とか

「右に座る?左?」

聞いたあと、私の反応を見てから

「俺、左。サウスポーです」

と付け足す。

じゃあ、私が右側に座りますねと返事して席に着く。


どれを注文するのかもメニューを開いてから急かすでもなく、押し付けるでもなく決めてくれてオーダー。


私は右の耳が聞こえが悪いので、カウンターで右に座った方が話しやすい。

道を選ぶ理由も紀伊國屋の横を通るより、地蔵横丁を抜けた方が人が少なくて歩きやすい。

歩く速度も、店やオーダーのチョイスも、私に選ぶ時間を与えつつさっと決めてくれて、結果は私と同じ。


その間の取り方は、会話でも感じられました。

よく喋る人ですが、私の返事はちゃんと待つし私の返事で次の話の流れが続いたり切り替わったりする。


いつも喋りすぎる傾向にある私が、聞き役に徹しても、話が上手なので色々聞くことができました。


居酒屋で飲むことが好きというプロフィール以外に、趣味も休日の過ごし方も不明だったけど、人と話すことが好きなんだな〜って感じでした。



離婚した経緯とか

これまでの仕事(働き方)とか

お金の使い方とか

家族のこととか


私が質問しなくても、ちょこっと

「それって楽しい?」「そういうのっていいですね」と相槌に言葉を添えるだけで、詳しく話し始めたり、自分としてはこういうのは好きだとか嫌だとか、考え方がわかるような話が続きました。


離婚してからもう長いので、女性関係はどうなのか?探る問いかけをしたのですが、

「女性は悪魔ですから😅」

とだけ言って

「酷い目にあったりしたんですか?」聞いてもそこは核心に触れてこない。


誤魔化すのも上手いな😁💦




半沢直樹とか仁とかドラマの話になった時、土佐のお酒「酔鯨」を飲みながら、坂本龍馬の香川照之と半沢直樹の香川照之と虫オタクキャラの香川照之の話になった。


「香川照之はいい役者だけど、スキャンダルがなぁ」

と言われた。


スキャンダル?浮気とか不倫とか絶対拒否の人なのかな?潔癖の真面目人間は面白くないんだけどなぁって思って探りを入れてみた。


「私はスキャンダルを気にしないのよ。人間味あるなぁと思う」

と言ってみた。



「え?そうなの?」

と意外そうな顔しました。


「そうだよなぁ。浮気とかさぁ、本気の不倫じゃなくてもする男って結構いるし、それには相手がいるわけだから女性だって少なくないと思うんだよなぁ」

と、ぶつぶつ。。。そのあと、この人の話がちょっと変わった気がします。


離婚前、奥さんに興信所を使って行動を監視されたらしい。出張やちょっとした飲み歩きでも、女性と一緒だった!全部証拠はあるのよ!と攻めたててきたとか。

そのあと、向こうの家族ぐるみで悪者扱いになって、30代で離婚。子どもとも会えなくなったという。


「実際、潔白だった?」

と聞くと、

「さっきも言いましたが、女性は悪魔ですからw」


明言は避けていたけど、なんかありそうとは感じる。


全く何にもないと胸を張られたり、浮気や不倫なんて最低だなんて論じられたら、私の方が引く。


改めて思う。私は適度に毒がある人の方が、楽だと思うんだなぁって。


私のことは、離婚理由(夫に見切りをつけただけの熟年円満離婚)を話しただけ。


帰り際には、酔いもあって

私のことを「いい!面白い!楽しい!」と何度も言っていました。



「何がいいって、飲めるのがいい!酒の話ができる女性っていい!」


なんか酒豪と思われた?

酒豪じゃないですよ。ちょっとしか飲めないのですから。


自分が飲むのが好きなのに、アプリで前に一回会った人は隣でウーロン茶だった時には全然楽しくなかったという。


それに比べて私はお酒が好き。Tさんもお酒が好き。お酒が飲めるというだけで、気に入られたようです。


「話も面白い!」

面白いかな?私は芸人じゃないので、話が面白いの意味がわかりませんがw





とにかく、また会いたい。

今度は三ノ宮(神戸)でぜひ。

2週間後はどうですか?


という約束をして終電に飛び乗りました。


テンポよく喋るし、こちらの話もしやすいので悪くはないです。テーブルではなくカウンターで近い距離でしたが、嫌な感じもない。同学年でもいろいろいますが、老けてる感じもないし、自分をもう歳だからと下げる発言もない。



なんか同級生と話してるみたいな感じで、今のところ色気は感じませんが、次以降どう出てくるか様子を見ようと思います。


Tさんも今のところ、私に対して同じくらいの感想かなぁ。