「明日いかがでしょう」

銀さんからの誘いはいつも突然です。


すぐに指定されたホテルを予約して、返事を入れます。当日は仕事を終えてそのまま、ホテルへ向かう。


古いビジホ。部屋に荷物を置いてすぐ、ホテルにあるレストランで1人で先に夕飯。


日常と日常の間に非日常をねじ混みます。


部屋でシャワーを浴びて髪を乾かしていると、銀さんが入ってきました。



(中身は限定の方で。。。

激しいので苦手な人は読まないようにしてくださいね)


賢者タイムに銀さんに聞かれました。


「閉経で何か変わりましたか?」

食らいついている途中で、「めっちゃ濡れてるよ〜。変わらないね」と嬉しそうに言っていた銀さん。けど、普段の性欲はそうなの?と聞いてきました。


普段はしてもしなくても平気って感じになったかなぁ。それは性欲が減ったせいなのか?恋してないからなのかわからない。


でも、相手によるのかなぁ。自分でもどうなるかと思っていたけど、相手との関係次第で私は女のままでいられるんだと思う。


「変わらないですね。」

と答えました。

銀さんは、ここ最近したくてたまらなかったという。仕事でストレスが増えれば増えるほど、私に会いたくなるという。

銀さんは今、50代前半。仕事も趣味のスポーツも(女にも)、体力や筋力で結果を出している。まだまだ衰える気配がない。






部屋はいつも別々に取ります。

だから宴の後はぐっすり眠り、早朝にもう一度襲われてから、支度をして出勤しました。


チェックアウトに向かうエレベーターの中で、スッキリした表情で善人ヅラの銀さんをみるとおかしくてしょうがない。


「どこからみても鬼には見えませんよw」

「あなたも、(今その体の奥に俺の一部を隠し持ってることなど)わかりませんよw」


1時間後には、昨日と同じようにデスクに向かいました。

外では2人とも、女の影や男の気配を感じさせません。


普段どんなにストレスを溜め込んでも、こんな秘密の時間を持つことで、余裕のある気持ちになる。



その日の午後、銀さんからきたメッセージには

「おかげさまで、今日はめちゃくちゃ体が軽いです。ありがとう😊」

とありました。



私も、頭の中がスッキリしていて、アイデアが湧き上がって、いい仕事ができました。





次の約束はありません。

でも、銀さんは今ギラギラなので多分また連絡がくると思います。