小さな子どもたちがやらかすおもしろ動画のテレビ番組をみながら、娘が言ったこと


「子どもなんて親の思う通りにはならへんよね。私や兄ちゃんもそうやったやろ?」


ん?そうでもないよ。


確かに学校行かなかったし、振り回されたことがいっぱいあったし、人様の子育てとは全然違ったけど、違っていたことでホッとしたこともある。


娘も息子も、「クソババァ」って言わない子だった。


2人ともそれぞれ、小学生時代にスポーツチームに入っていたからその親たちも親しく一緒にチームの世話をして家族ぐるみでお付き合いをしていました。


泊まりの遠征もあったので、長い時間たくさんの親子と一緒に過ごしたのですが、中には親子喧嘩を目の当たりにすることもありました。


そんな時、優しい男の子だろうと、かわいい女の子だろうと「うっさいんじゃ!クソババァ!」と暴言を吐く子がいました。


どっちも素敵な夫婦の子どもです。


それなのに、時々汚い言葉を親に向かって吐きます。子ども同士の会話の中でも、聴きます。


そんな時、娘も息子もドン引きしていました。

普段とってもかわいい女の子からそんな言葉が出るのがショックだったようです。


思春期になっても、家出をしても、娘も息子も親に向かって暴言を吐くことはありませんでした。


反抗期がなかったのが、あとあとの不安定に現れたのかもしれませんが、私は親だけでなく友達にも他人にも悪い言葉を投げつけることがない子どもたちを「いい子に育った」と思って見ていました。


「あなたたちは、私の思ったようにいい子に育ったよ」

私がそういうと、娘はちょっとびっくりした顔のあとはにかみ笑い。



娘は仕事柄、困った親とその子どもに多く接しています。言葉遣いの悪い子どもって、親の言葉が荒いといいます。


「ウチはそうではなかった」


私は夫のことが嫌いだったし、父のことも嫌いだけど、私は口に出さなかった。


悪口は言わない。(ブログには書くけどw)



子どもって思ったようには育たないかもしれないけど、親と同じように育つんだなぁ。

私の生き方、あまり真似てほしくはないんだけどなぁ。