駅まで1分の距離に引っ越してから、劇的に歩く距離が減ってます。
スーパーやドラックストアでさえ、通勤区間で途中下車した駅前で買い物できるので便利。
運動不足半端ない。
弱ってしまいそうだ〜。
昨日、途中下車して夕飯の買い出しに行く時、駅前ロータリーの脇道にある小さな喫茶店にふらっと入ってみました。
ネット情報ではまだ1時間の営業時間が残っているはずなのに、入り口の看板は準備中になっている。
店内も半分、灯りが消えています。
でも、カウンターには客らしい人影がある。
思い切ってドアをあけました。
「まだやってますか?」って、カウンター内にいる女性に声をかけました。
ちょっとびっくりしたような顔をした店主さん。一瞬、もう終わりですって言われるのかと思ったら、すぐににっこりして「どうぞ〜」って言ってくれました。
カウンターには常連さんらしき客がいるので、私はひっそりとした窓際にテーブル席に着こうとしたのですが、「よかったら、こっちにどうぞ」ってカウンターを勧められました。
カウンターに腰を下ろしながら、ホットコーヒーを注文。
「初めての人かしら?」と店主が言う。
「ここがオープンした頃に一度だけ来たことがあります」と私が答えると
「わぁーーーーー、20年振りってこと?」と笑いながら、
「じゃあ、一見さんじゃないね。私、一見さんは嫌いなのよ〜😁」と、先客の女性に「ね〜w」というニュアンスで話を振る。
先客さんも「ママは一見さんを追い返しちゃうもんね〜」と、うなづいています。
苦笑😅え?常連しか入れない店なの?
でもどうやら、私はウェルカムしてもらえたらしい。
そこからずっと、3人でおしゃべり。
「接客態度に文句を言ってきた気に入らない客に、もう帰れ!2度と来るなって言ったこともあるけど最近は言わないようにしてる」とか、「初めてきたくせに馴れ馴れしく話しかけてきて、話が盛り上がったと思ったら、金貸して欲しいって言われて貸したら騙された」とか、「だから一見さんは嫌いなの」と言う。
なんか自由でいいなぁ。
歳は私よりちょっと上くらいの人。
常連客らしい人も同じくらい。
あっという間に話に巻き込まれてしまう。
昔からの知り合いのような感覚で巻き込まれてしまう。
こういう癖の強い人は、気が合うか合わないかがはっきり分かれるけど、私は癖の強い人と合うことが多い。
入店してあっという間に、一緒になって調子よくおしゃべりしていました。
「今時、簡単に人を殺す事件多いから、知らない人が店に来ると怖いのよ〜。帰れーなんて言ったら刺される?」「ニュース見てても、なんであんなはした金で人殺しなんてするのかしらね?」
「息子も若い時、女に貢いで捨てられたけど若かったからね〜。若い子ってなんでもお金なのかしらね?今はお金なくてもいいって人と結婚したよ。」
などなど、次から次へとよくしゃべる店主さん。けど、嫌な感じじゃない。
たぶん、私もその波長に合うんだろうな。
コーヒー一杯を飲んで30分くらいしか居なかったけど、仕事のことを一瞬で忘れて、気分が入れ替わりました。
ネットの口コミでは、「接客最悪、2度と行くか!」という書き込みと「話好きな楽しいお母さんの店」という両極端な評価に分かれているのも納得。
外に出ると入り口の看板はやっぱり「準備中」になっている。
入れる客が限定されている店なのねw
面白い🤣 また寄ろうw