プレジデントは毎号ザクっと目を通している雑誌です。
「ひとりで生きる老後戦略」は、刺さる言葉が多かったです。
私は離婚後のおひとりさまを楽しんでいるので、今の私は再婚欲がありません。
今はいいけど、いつか“孤独で、不安で寂しい”って思う時が来るかもしれない。
そうならないためには、どう生きればいい?
記事の中で、2040年にはおひとりさまが日本の人口の半数に達する「ソロ社会」を迎えるという。
2040年には、15歳以上の総人口に対する未婚率は47%に達し、おひとりさま世帯は、全世帯の約4割となる見込みです。
2020年の時点で、高齢者が約3,600万人に対して独身者は約5,000万人(15歳以上)。
「ソロ」には生涯未婚者だけではなく、離婚や死別を経て再び独身者になる人も含みます。
若い独身者が増えるだけでなく、離婚、死別も含めて中高年の独身者が生産されていきます。すでに中高年者の独身がマジョリティとなる社会が到来しているのです。
あら、私のことね

プレジデントは経済誌なので、「売り方」を変えない企業は衰退する。ソロ社会で起こる消費の変化に言及しています。
そうよそうよ、私のようなおひとりさま向けの商売してね~
肝心の当事者は、どうすればいいのか?
記事「しぬときまでに有り金を使い切る!お金で大損しない“7つの鉄則”」として、
1 年金アップ
2 定年後の収入
3 生活費の無駄撲滅
4 病気リスクの減少
5 自分の認知症対策
6 終の棲家の選び方
7 親の介護
が上がっていました。
私自身は現状どうなのか?ちゃんと備えているのかしら?
1は、離婚時の夫の年金分割と、離婚後に契約が変って年収が上がっているので受給額も上がる。「頑張っている」と思う。
2は、今の職場の定年がいくつなのか?未定なのですが、具体的に考えなきゃなぁ「努力しましょう」って感じ。
3は、そのとおりです。わかってることです。「もっとがんばりましょう」です。
4は、すでに軽度の持病があるので、引き続き健康管理に努めます「頑張っている」ってところかな。
5は、記事の中では、高齢者施設入所はますます困難になるだろうけど、コレクティブハウスなど集団生活が主流になる可能性があると書かれている。施設だろうとコレクティブハウスだろうと集団生活が必要となったとき、対人関係が変ってもダメージが少なくて済むようにコミュニケーション能力は磨いておいた方がいいという話。確かにそう思います。兄弟姉妹や同じような境遇の友達とのつきあいを、今から大事にしようって思います。今回の女子旅もそのうちの1つです。私、「頑張っている」と思います。
6は、私の中で勝手に決めていることですが、未婚独身の弟が一人で家を買って暮らしています。いざとなったらそこに転がり込もう!今のところ姉弟関係は悪くないので、私のための部屋を1つあけてくれています。「継続して頑張りましょう」ですね。
7は、そろそろ大波がやってくると思います。ちょっと距離のあるところに住んでいるので、通いで関わると思います。弟の家の私の部屋はそのときの宿泊所になる予定です。こればっかりは、始まってみないとどうなるかわからない「なるようになる」って感じ。
あとは、相続かなぁ。親の負の遺産(いらない土地)を売って、7の介護期間に2拠点生活を強いられる私の生活費の資源にしたいのです。そのために、実家の実家の土地売るぞ!
適度に今の暮らしを楽しみながら
時々、考えて軌道修正する機会って大事です。
おひとりさまになったから?それとも子育てが終わったから?
子どもの進路のことだけを考えていた既婚時代と全然ちがうんだなぁ。
今も離婚せずにあの家に暮らしていたとしたら、いつまでも結婚しない子どもたちのことで頭がいっぱいだったのだろうか?
子どもとの関係は離婚しても変りませんが、毎日顔を合わせていると小言の一つや二つやいっぱいを言いたくなると思う。
それは、子どもにとっても(もうおとななんだから)嫌な思いをするだろう。
やっぱり、私はひとりになって正解だったように思います。


