久々のまち歩きです。
行き先は京都。
冬の京都って寒いっていうじゃない?
けど、今日の滞在予定時間の気温は、予報では6℃〜9℃。大丈夫っぽい。
行き(京阪電車)も帰り(JR在来線)も指定席を買ったので快適でした。
特急料金はいらない。指定席料金だけです。
特急仕様のシートと車両は、座り心地がいいのと通路に人が立たないので落ち着くのです。
京橋(大阪)40分で出町柳(京都)の駅。
下鴨神社までは13分。
境内に入ったらきっと飲まず食わずで行動しがちなので、まずは何か食べておこう。
出町柳の駅近くで、喫茶店に入りました。
女性が1人で切り盛りしている小さな店でモーニングをいただきました。
私はサイフォンのホットコーヒーとトーストとバナナ。
レノさんはアイスコーヒーとトーストとゆで卵。
バナナが出てから、コーヒーが出るまでに時間がかかる。
コーヒーが冷めるころにやっとトーストがくる。
という、何だかなぁって感じの店ですが、コーヒーが美味しかったのでおかわりしてしまいました。
さて、のんびり散策開始です。
節分祭:10時~
比良木社節分祭:10時半~古神札焼納式:11時頃~
追儺弓神事:12時~
福豆・福餅撒き:13時~
御眞神事:13時半~
下鴨神社のWebサイトで確認して、12時の追儺弓神事をめがけて行きます。
Instagramでよく見る「鴨川デルタ」
映画『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』で、福士蒼汰さんと小松菜奈さんがデートしていたロケ地だそうです。
鴨川と高野川が合流するポイントです。
飛び石で川が渡れるようになっています。
デルタをみながら上流すぐの橋を渡れば下鴨神社。
神社の前にひろがる糺の森(ただすのもり)は、厳かな雰囲気の森です。
八咫烏(やたがらす)を祭る河合神社が森の中にあって、神様のお使いとされるカラスの声が聞こえてきます。
一礼して鳥居をくぐります。
古神札焼納。
思ったより人混みでないようでホッとします。
キレイ
天気はいいし風はないし、よい節分です。
見物する場所を確保して立ったまま1時間待ちました。
追儺弓神事 なんて読むの???
豆まきの前に参拝者にお祓いをしてくれます。
福をたくさん持っていそうな人から、福豆を授かりました。
長い時間、待って伝統行事を堪能した後は、ひと休み。甘酒をいただきました。
こういう行事って本当にたくさんの人が支えてるんだなぁと感じます。
神事はこれを継承する家の人が御勤めをしますが、弓を放つ若い人は高校の弓道部の部員だとか。
豆を撒いていたのは地域の氏子さんかなぁ。ご商売されている人たちのように見受けました。
古神札焼納の神事は神職がしますが、火の見守りは消防団。火の周りの交通整理も消防団。甘酒の振る舞い(有料ですが)はたぶん婦人会だと思います。
神社からの振る舞い餅(無料)が無くなった後は、代わりにどうぞと言って梅の木の枝をいただきました。
花屋さんの切り花のようには整っていませんが、誰かの庭先の梅でしょうか?
気配りを感じてありがたく、いただきました。
御眞神事。参拝者が奉納した御眞(ごまき)を炊き上げます。
下鴨神社といえば、御手洗社の水みくじが観光案内に紹介されています。
これ、恋みくじなのかな?
このみたらし川の底から湧き水と共に上がる水泡の形を模して作られたのが、みたらし団子だそうです。
境内の梅が咲き始めていました。
本殿の正面の写真は撮り損ねた💦
こちらは美人の神様 河合神社。
絵馬は「鏡絵馬」というそうで、綺麗になりたいという願いを込めて顔の絵を描いて奉納します。絵馬を描くための小屋の名前「お化粧室」となっていましたよ。
色鉛筆などで絵馬の下絵にお化粧をするのですが、自分の手持ちのメイク道具でお化粧するのもOKだそうです。
女友達とワイワイ言いながらお参りすると楽しそうです。
河合神社で美人になって、御手洗社で恋占いをして、下鴨神社で縁結びを願って、恋が成就したら下鴨神社で挙式というフルコースが揃っていました。
とっても楽しめました。行事に合わせて神社に行くっていいもんだなぁ。