6月2日の誕生花「卯の花」。おからも卯の花と言います。あれ?と思って調べてみました。
おからと卯の花は同じもの。ともに豆腐の製造過程で出来る大豆の絞りかすのことです。
おからの「から」の由来は、「空っぽ」とか「中身のない外皮」といった意味から名づけられたものです。豆腐を作る時の絞りかすであることに由来しているものと思われます。
「卯の花」の由来は初夏に白い小さな花を咲かせるウツギに似ていることから「卯の花」。ウツギの茎の中は空洞になっています。
ということでした。ついでに、童謡に卯の花のフレーズがある「夏が来ぬ」があります。
卯の花の におうかきねに
時鳥(ほととぎす) 早も来鳴きて
しのび音もらす
夏は来ぬ
意味は、ウツギの白い花が色美しく咲いている垣根に、ホトトギスがやって来て鳴き始めた。ああ、夏が来たのだなあ。だそうです。卯の花とホトトギスは夏の到来の象徴みたいです。
今日の短歌。
青い空 童謡よぎる過去よぎる お手手つないだ姉さんいない
ゆき
