昨日は私が入院していた頃の話しになった。
もうすぐ10年経つ。
娘はまだ小学一年生だった。その夏休みをほとんど私は入院生活に費やした。
自分の身体のことはもちろんだったけれど家族のことが心配で仕方なかった。とにかく早く退院したかった。
でも難病はいろいろな検査検査の連続。そしてそれからどの薬が効くか見極めていく。
私の場合、痛いとか苦しいということが無かったのが幸いだった。
辛かったのがお見舞いに来てくれた家族が帰る時。
いつも病院の玄関手前まで行き見えなくなるまで手を振った。
娘は何度も振り返ったけど私の前でごねたり泣いたりすることは一度もなかった。
後に聞いたけど帰りの車の中では泣いていたという。
それを聞いて私も泣いてしまった。
入院中のお友達は寝る時もトイレの時も連れて行く点滴棒。
電子制御で微量の薬を24時間(お風呂以外)点滴。これが結構でかくてトイレでは慣れるまで大変。しかも毎回尿を貯めるので狭い個室であっちこっち身体を動かして排尿!
退院する前日に点滴が外れた時は本当に自由!って感じだったな。
しかし、
退院してもすぐに普通の生活には戻れず
たった1ヶ月でも人は完全に病人になってしまうということを実感した。

この続きはまた今度。
さて、今日は私はお休み。
今日もほどほどに頑張ろっ。

今日の一曲    simple     Mr.Children