ジャズとかサンバとか。
そういう系のダンスがしたかったはずが
なぜか“バレエ” をやることになった。
9歳でバレエを始め、途中、
結構長いブランクがありながらも
また再開してトータル15年。
つくづく。
バレエは本当に美しい芸術だと思う。
私には美しすぎるものだとさえ思える。
完成された芸術。
完璧な美しさを求める芸術。
それがバレエだと思う。
今はもうすこし
不完全さみたいなものも表現したくて
“コンテンポラリーダンス”が好き。
34年生きてみて、
人間であるがゆえの「不完全さ」。
そういうものにも美しさを
感じるようになった。
でも、不完全でありながらも、
やっぱり私たちはすこしでも
美しいものに近づきたいもの
なんじゃないのかなと思う。
完璧になれないと分かって
いながらも完璧を目指す。
そこに美学が生まれるんだろうし、
芸術に限らず、いろんな分野においても、
「もっと良く」「もっと美しく」
と思う気持ちが世界をここまで
発展させたんだろうと思う。
完全とは、
「不完全」も含めた「完全」だから、
私たちはその「不完全」も受け入れる
必要があるのだけど。
でもやっぱり美しいところは
目指してしまうよね。
「美しさ」を求めるバレエがベースに
ある踊りがやっぱり私は好きです。
My dance therapy