2月に誕生日を迎えたので、57歳になりました。今後とも、どうぞよろしくお願いします♪
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候補に上がっている土地があった。
でも即決する気にはならず、もっと良い所があるか調べているうちに、その土地が売れてしまった!
そのニュースを聞いた時、私と相方は、さほどガッカリしていなかったと思う。
「まぁ、仕方ないよね」
「他にも良い土地あるよ」
みたいな感じで、淡々と受け止めた。
私にしてみれば、もう4年以上前から、
「うち、建てたいね」
という話をしていたにもかかわらず、ずっと進展しなかったから、相方は、もうそんなこと考えていないのかと思ってた。
それが急に、やる気満々みたいな感じで、具体的に動き出したから
「あ、この人、ホントに家建てる気があるんだ!」
と。
そのことが分かっただけでも、嬉しかったのだ。
それから、1週間くらい経った後のこと。
相方が
「あの土地、やっぱり、いいよなぁ、広いよなぁ」
とか言ってる。
「え、だってあの土地、もう他の人が買っちゃったんじゃないの?」
「いや、買わなかったらしい」
「なんで?」
「買おうとしたけど、ローン審査が通らなくて、結局買えなかったらしい」
え〜〜!?
買おうとしたけど、結局ローンが組めない、そんなことってあるの? あるんだ!
そのニュースを聞いた翌日。
「あの土地、値下がりした」
と、相方。
「いくら下がった?」
「百万円」
2080万円の土地が、1980万円に値下がったという。
百万円の値引き…なんて大きいんだと私は思う。
家を建てるって何千万円の世界だから、どうも金銭感覚が麻痺してしまいそうになるけど、百万円って、大きい。
日頃、何千円の物を買うにしても、結構吟味して、買うか買わないかケチケチ迷っている私にとって、百万円は、とっても、大きい。天文学的、は言い過ぎか。でも本当に大きい。
「いいんじゃない? 買おうよ」
と、相方が言う。
おお、このヒト、すでに、買う気満々になってる!
あの土地を最初に見た時の、胸のときめきを思い出す。
やっぱり…運命だったのかな?
少し迷ってみたおかげで、百万円の節約ができたみたいな感じになってるし。
家や土地なんて、完璧を求めていたら、キリがないし(そもそも予算が無いし)。そこいら辺は結婚相手と同じで(?)、タイミングが合ったら、決めてしまうのもいいかもしれない。
ここで一句。
完璧な 土地も夫婦も 有りはせぬ
自分らだって完璧じゃないから予算も限られてるんだし。
それなら完璧じゃない土地を買って、そこを何とか工夫して、楽しく住んでみるのもアリなんじゃないか?
「いいんじゃない? 決めても」
というわけで、最初に候補に上がっていた、あの土地。
北東角地。235㎡(約70坪)。2080万円改め1980万円。
(ちなみにこちらも市街化調整区域。築20年以上の中古住宅が建っているので、誰でもそこに新築住宅を建てられるパターン)
購入することになった。
むろん、ローン審査に通ったら、の話だけどね(苦笑)。