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昨年、イオンで「親子グローブ」を買った。
大人用と子ども用の野球グローブが、2千円台でセット販売されているものである。
スポーツ用品店ではなく、おもちゃ売り場に並んでいた。手軽にキャッチボールを始められる良い商品だ。
しかしこのグローブ、購入から一年弱で指先から裂けてしまった。
ボールを受けるたびに少しずつ、確実に各所の裂け目が広がっていく。
購入一年といっても毎日キャッチボールをしていたわけではなくて、平均すれば月に数回程度の使用だった。
おそらく、息子がキャッチボールに慣れてきた頃に、付属のプヨプヨのボールから、ちょっと固めの、試合用のボールに切り替えたかのがいけなかったんだろう。
夫の投げるそこそこ強いボールを、息子があのグローブでバシッ!とキャッチするのだが、グローブの素材が復撃に耐えられなかったんだと思う。
だからこそ付属の柔らかいボールが最初から付いてたんだろう。
理由が理由なので、表面が裂けたのは息子のグローブだけだ。
私はキャッチボールが下手くそで、夫のボールをキャッチできない。グローブもほぼ無傷である。
息子のグローブ、傷むには正直ちょっと早い気がしたけれど、 キャッチボールに慣れるまでのとっかかりの役目は充分果たしてくれた。
新しいグローブを買いに行くという夫と息子。
どんなものを買うのかなと楽しみに家で待っていたら、専門店で、革の、一万円もするものを買ってきた。
購入後すぐに使えるように、革がある程度柔らかめに調整済みのもので、私もはめてみたがこれは良い。すごく良い!
革じゃないものもあったそうだが、あえてこっちにしたとのこと。
買ったその足で早速また、キャッチボールをしに公園へ向かった父子である。
それは、たとえば、スポーツにお金をかけることがすばらしくて、宝石にお金をかけることがすばらしくない、ってことじゃない。
グローブでもダイヤモンドでも、ここにはお金を出さないけど、ここには思い切りお金払うぞ!っていう、その選択と集中の仕方が家族でピタっと合っている、それが私は気持ち良くて、ストレスが無いわけだ。
ところで私は元々、野球に対してまったく興味はなかった。
それがちょっとやってみようかなと思ったのは、うれしい時もかなしい時も、変わらずバッティングセンターに通い続ける、スイッチヒッター・ナカニシさんの綴る野球ブログがきっかけである。
日々読んでいるうちに野球とはどんなもんかと興味が湧いて、私もバッティングセンターに行ってみたり、キャッチボールをしたりするようになった。
一万円のグローブを心から歓迎できるのも、スマホ画面のこちら側で私もバッターズハイに突入したおかげ!
先日も久しぶりに、家族でバッティングセンターへ行った。
バットにボールが当たったのは30球中わずか3回だったが、それでも楽しいと思える自分が楽しい。
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