私は面倒くさがりです。掃除をするときもできるだけ楽をしたい、その一心で、モノを床に直置きせず、できるだけ「引っ掛け収納」することに努めています。
浴室の入り口直前にある、ランドリー(兼 脱衣所)の壁に、バスタオルハンガーを取り付けています。
私はここに、同じバスタオルハンガーを、上下に2本つけてもらっています。
上の一本はバスタオル用、下の一本は風呂用スリッパや足ふきマットなどをかけておく用です。
浴室やランドリー周りは、とにかく「引っ掛けておきたいもの」が大量にあります。あとから突っ張り棒を仕込むなどしなくて良いように、最初から引っ掛けられる場所を多めに作っておきました。
ただ、ここにかさばる物を引っ掛けると前方へ飛び出てくるので、風呂への動線の障害物となります。
そこで、ここの壁をまるごと数センチへこませて「ニッチ」とすることで、引っ掛けたものが前に飛び出て邪魔になることを防いでいます。
タオルハンガーそのもにも少々こだわりました。「リラインス」というメーカーのタオル掛けを施主支給しています。
これは横幅が外寸で60㎝あります。
この商品を選んだポイントは、タオルをかける棒の部分。四角く、角ばっているのがお判りでしょうか。
ああもう、なんで2枚とも取れるの。
そういう小さなイライラを実家で感じていたので、ちょっとのはずみでは滑って落ちてしまうことのないような、バーの部分が四角く摩擦が大きいタイプのバスタオル掛けを、我が家では付けたいと思っていました。
このバスタオル掛けの向かいには、先日紹介した洗濯機置き場があります。
ニッチと引っ掛けを駆使したおかげで、狭い家の割には物が溢れず、使い勝手のいいランドリー(兼脱衣所)となっています。
これだけ気を回して設計してもらったのに、ザラザラな床板のせいで掃除ができず、全てが台無しというオチも付いていますがね。
※リラインスは、ホテルや公共機関向けのデザインが多いメーカーです。
シルバーでシンプル、無機質なデザインなので、そういうものが好きな人にはお勧めです。
楽天でもたくさん売られています。私もタオル掛けは楽天市場で買って、施主支給品として持ち込みました。
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