ですからPRを機にタブレットを使ってみたい気持ちも強くありましたが、それでも断ったのは唯一、タブレットを見つめることによる息子の視力低下が気になるからです。
そうならないように、各社様々な工夫がされているのは知っています。
また勿論、子どもの視力はタブレットのせいだけで落ちるものではありません。
息子はテレビをよく見ますし、普通のノートの勉強でも、ただの読書でも、やり方がまずければ視力は落ちます。
それらも重々承知していますが、タブレット学習を加えることで視力低下のリスクは上がるはずだという強迫観念で私は、それに手を出すことができません。
私自身は小学校低学年から眼鏡をかけていました。
テレビ漬けの生活と、移動中の暗い車内で漫画を読み続けていたことがその原因だろうと自己分析しています。
視力が悪いことで一番恐ろしいと思うのは緑内障です。
私は二十歳の頃に、緑内障の検査でひっかかったことがあります。近視のレベルとしては軽度でしたが、視神経に異常が見られ大きな病院で精密検査を受けました。
その結果、年齢的な理由も踏まえて、視神経については緑内障ではなく個人差の範囲だと診断がおりました。
しかしその際に話を聞いて恐ろしかったのが、「強度近視になると緑内障のリスクが上がるので、視力には気を付けてください」という医師の一言です。
近視は「ただ目が悪いだけ」だと思っていたけれど、失明のリスクまであるなんて。
そういう経緯もあって私は、息子の視力が落ちることを極度に気にしている節があります。
タブレットで楽しく学習する息子へ、姿勢が悪い!目が近い!時間が長すぎる!などと色々言ってしまう自分の姿が目に浮かびます。
親として穏やかな気持ちで見守れそうにないことで、タブレットという大きな学習機会を逸していることは分かっているのですが、それでもやはり医師のセリフがちらつきます。
「親が何もしなくても絶対に子どもの目が悪くならないメディア機器」が開発さて欲しいというのが、ICT教育の進む現代において一つ、親の私の願いです。
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