捨てられない人は大体、「置いといても腐るもんじゃないから」と言いながらそれを押し入れの奥底に仕舞い込みます。

 

私もそれと同じ気持ちでボタン電池を放置、ならぬ、保管をしておいたのですが、なんとこれが腐りました。

 

 

 
 

ひとつ腐ったのではありません。

 

ふたつ腐りました。

 

 

 

 

 

 

昔体温計を購入した時に替えの電池も買っておいたもので、はてそれがなぜ2つもあるのか分かりませんが、とにかくこれを後生大事に何年も保管しておいたところ、とうの昔に使用期限は切れ、冷暗所に置いていたにも関わらずビニールパッケージは劣化でボロボロです。

 

 

 
 
それにしてもなぜここまで青サビが出ているか、ということが問題です。
 
電池を保管しておいたのは体温計を入れている薬箱の中でした。濡れるはずはない場所で、未開封ながら液漏れした可能性が高く、恐らくは使用期限超過によるボタンの劣化が原因でしょう。
でしょうが、ちょっと怖いことも考えました。
 
私はこの2個の電池を重ねた状態で保管していたんですが、ボタン電池って触れている状態で保管すると通電しちゃいます。
 
サビた電池二つともパッケージが破れて本体が露出していた、これを重ねたままの状態で何年も放置していた、まさかショートによる液漏れじゃないよね…?
 
 
 
考えていたら恐ろしくなりました。腐るもんじゃなし、と置いておいたものが腐るだけならまだしも、最悪の場合それが原因で新居が燃えていたかもしれません。
 
 
 
父の知人の話ですが、新築間もない家が火事になった人がいます。
 
その人は家事が怖いからと、新居のキッチンはIHにしたし、石油ストーブもやめたし、タバコも吸わないし、家の中に火の元はひとつも無かったのに出火しました。
 
本人は放火を疑ったそうですが、検証の結果火災の原因は納戸に置いていたガラスの花瓶だったそうです。
 
納戸の窓の近くの棚に使わなくなったガラスの花瓶を置いていたところ、どうもそこに太陽光が集まり火がついてしまったようで、晴れた日に虫眼鏡で紙を焦がす、あれと同じことが知人の納戸で置きました。
 
 
よもやまさかの火災原因、やはり使わないものは処分せねばなりません。
いつか使うと放置した段ボールから虫が湧いたり、ゴミに出すのが面倒だからと放置していた衣服にカビが湧いたり、そういうことを防ぐために処分をするのです。
 
丁寧な暮らしがしたいからとか、ミニマリストに憧れるからとかいう高尚な目的ではない、ただひたすらに、「死にたくなければ捨てろ」ということです。
 
 
 
 

 

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