子が小学校に上がるというタイミングで、やれ机だ、やれ収納棚だと入学前から先回りして色々買ってしまいそうになりますが、それは避けた方が無難だというのが私個人の感想です。
 
一般的にはこうだと言われることが、そのまま我が子に当てはまるとは限らないからです。
 
子ども用の机を買うよりも食卓のほうがすぐに勉強に取り掛かる、とか。
ランドセル置き場は専用棚よりも玄関がいい、とか。
 
実際にそれを使ってみてからでないと分からないことがあって、入学前の先回り準備は机上の空論でうまくいかないことがあるなと思いました。
 
 
現在小学2年生の息子がいる我が家で言えば、入学当初に教科書置き場にするつもりで購入したニトリの棚。
 
ニトリの棚は普通の3段ボックスと違い、「棚の一番上をへこませてランドセル置き場にできる」ことがポイントとなっています。
 
ネット検索した写真ではどの家庭も皆この「棚の一番上をへこませて」ランドセルを置いているのですが、息子は結局、ただの一度も「棚の上」にランドセルを置こうとしませんでした。
 
しかし似たような棚を買った友人の子はきちんと棚の上にランドセルを置くそうで、こればっかりは人による。
実際に小学校にあがり、息子のランドセルの扱い方を見てからどの棚を買うか決めるべきであったと大変後悔しています。
 
 
 
 
他にも、学校指定の用品を季節ごとに買わねばならなかったものが、我が子の入学年からは自由化されたとか。
制服は男女各1種類だったはずなのに女子でもズボンを選べるようになったとか。
そんなことが周囲でも色々と起きています。
 
 
同じ学校であっても上の兄弟とはルールが変わる、というパターンも今の時代多くあるでしょう。
 
あんまり先回りして準備するとお金も時間も無駄になりかねない…ということを、私は息子が小学1年生だった過去の一年間で痛感しました。
 

 

そういえばミニマリスト界隈では、服を買う時は「すぐに着るものだけを買え」と言います。
いくらバーゲンだからと言っても、「来年の今頃着る」とかいうような、すぐに着る予定の無い服は買うな。それはタンスの肥やしが増えるだけだからやめなさい、という話です。
 
 
あれは何も服に限った話ではありません。小学校の用品でも同じだと思いました。
 
 
「さあ、使うぞ」というまさにその時に、そのタイミングで、最良のものを選んで買う。それが最もお金と時間を無駄にしない有意義な買い物の仕方だろう気がします。
 
 
小学校に上がるという時、環境の変化が大きいので早めの準備をしたくなりますが、早すぎると失敗しかねません。
 
下手に手厚い先回り準備などせずに、子が求めるその時まで、親は余計なことをせず静かにじっとしているのが一番の入学準備かもしれないなと、先回りしすぎた自覚のある私は思いました。
 
 

 

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