「ただの風邪なんだからコロナを怖がる必要は無い」
 
と自粛する人々を揶揄し、コロナ禍に度々食事会を開催していた知人と私は距離を置きました。
 
 
私には喘息があります。「ただの風邪」が命取りです。
誘われた食事会を断る度に、「コロナを気にしすぎだよ」と言われた私は、ただの風邪でも大きく影響する立場の人間がいることが、この人は何故分からないのだろうかと不思議でなりませんでした。
 
 
私が知人と距離を置いたのは、彼女が自粛をしないからではありません。
自粛する人間に直接、それを否定する言葉を吐いたからです。私に対してだけではありません。食事会を断った他の友人へも彼女は、「そんなの気にしすぎだよ」と同じことを言っていました。
 
コロナ禍に自粛がいるかいらないか、ワクチン接種がいるかいらないか、意見があっても自分の中だけに留めておくべきです。意見交換の場でも無い限り、考えの違う他人に対し「気にしすぎだ」と否定する言葉を吐いてはいけません。
逆も同じでしょう。今のコロナはただの風邪だからあえて自粛すまい、という人に対して、私は何を言う立場にもありません。
 
喘息持ちで、小学生の子どもがいる私にとっては自粛最優先ですが、飲食業界や旅行業界で働く方は自粛よりも共存をと望まれることと思います。どちらが正しいかという簡単な話ではありません。各々意見は違います。
 
 
コロナ禍に食事会を開くからではなく、他人の気持ちをデリカシーなく否定したから、私は知人と距離を置きました。知人は果たして、そこをきちんと理解してくれるでしょうか。
自粛しようがしまいが、相手の立場をあたたかく慮ってくれる人と、私は友人でいたいと思います。
 
 
 

 

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