5年前に2800万円、35年ローンを組み家を建てました。
お世話になった工務店の住宅設備はPanasonicが基本となっており、トイレ、キッチン、お風呂等全てPanasonicの商品から選んでいます。
リビング天井のLEDダウンライトもPanasonicでしたが、そこで問題になったのがライトの色味です。
 
工務店側は当然のように、オレンジ系の「電球色」を、リビングのメインライトにもってきていました。夫も電球色が好きである為それで了承しましたが、断固反対したのが私です。
 
夫は視力が非常に良い為、見えやすさよりも落ち着く色味かどうかということを優先しますが、視力の悪い私は違います。電球色だと夜、部屋の中がよく見えないのです。
落ち着くとかそんなことよりも、見えるか見えないかという根本的なところで、見えづらい電球色では日常生活に支障が出てしまうため徹底的に反対しました。
 
これについては、電球色を提案した設計士さんも、同じところで奥様とぶつかったそうです。設計士さんご本人は視力が良く、奥様は視力が悪い。電球色ではよく見えないからやめてくれと、設計士さんもかつて奥様に言われたことがあったそうです。
 
 
私も主人も、電球色を避けるとなると、残るは昼白色しかないと思っていました。良く言えばクリアな、悪く言えば寒々しい、白い色味のライト。私は、電球色だと周りが見えないから嫌なだけで、電球色が嫌いなわけではありません。むしろ色の種類としては白い昼白色のほうが苦手です。
お金をかけて調光可能なライトを入れるか、どうしようかと悩みましたが、そこで役に立ったのがPanasonicの展示場でした。
 
展示場へライトの色を確認しに行ったところ、電球色と昼白色の間の色、「温白色」という選びしろがあることが分かったのです。
 
 
→Panasonic公式サイトより写真引用
 
 
我が家が家づくりを始めたのは2016年頃です。
当時はLEDライトの場合、電球色か昼白色かのどちらかを選ぶのが主流で、温白色のLEDはあまり普及していませんでした。
 
自分がピンポイントで欲しい情報は、設計士さんの提案を待つばかりではなく、展示場に足を運び自分で取りに行かないといけません。天井ライトの色味についてはまさしくそれでした。
電球色と昼白色の間を取って、温白色。最高の妥協案で、天井ライトは決着を見せました。
 
 
尚、実際に温白色のリビングで暮らしてみた感想ですが、体感としてこの温白色は、オレンジの電球色よりも白い昼白色に近い感じがします。
 
というのも我が家はリビングの同じ部屋に、電球色と温白色、2種類のライトが混在しています。
朝起きてすぐの時や、夜寝る前なかんかは電球色だけを付けたりしますが、しばらく経ってから温白色を付けた時の色味の差がすさまじいのです。
 
 
※2つの色調が混在するリビングライト
 
 
体感の話なので、人によって感じ方は違うでしょう。
しかし私に限っては、温白色でこれだけ白いなら、昼白色なんて目がくらむ白さだったろうなと思うわけです。昼白色しかないと思い込んで照明を決めていたら後悔するところでした。
 
LEDが普及し、電球交換が簡単にできないこの時代の家づくりにおいて、「色温度」は注意すべきポイントです。図面上ではスルーしがちですから、どうぞお気を付けください。
 
 
 
 

 

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