我が家の毎月の電気代は以前記事にした通りです。

 

 

我が家の場合オール電化住宅に特化した料金コースとなっており、「基本料金+使用電力量金」で電気代が決まります。

使用電力量金は、朝の9時~夜の9時までの日中は電気代単価が高く、夜の9時~朝の9時までの夜間は電気代単価が安くなっています。具体的には

 

朝9時~夜9時(日中):30円/wh

夜9時~夜9時(夜間):15円/wh

 

実に倍の価格差です。これは、私も主人も仕事で日中にいないという前提で選んだ料金コースでした。他にも、基本料金が無く使用電力量×単価のみで価格が決まるプランなど様々あります。

 

最近は電力自由化によりかなり安い料金を謳う電力会社もありますが、私は今のところ手を出さずにいます。一番の理由は電力会社の「倒産」が怖いからです。万一契約している電力会社が倒産した場合、そのままにしておけば当然家の電気は止まります。電気、ガス、水道などのインフラは、そういう心配の無い安心した状態で使いたい気持ちがあります。

 

au、ソフトバンク、楽天など、大手で倒産とは無縁そうな新電力もありますが、そういうところは親会社のサービスを使うと電気代が安いという条件のものが多いです。私はインフラについて、そういうお得情報に振り回されるのも好きではありません。携帯会社を変えると電気代が上がったり下がったりする生活はちょっと私にはキャパオーバーです。先ほどの「安心」に加えて、「安定」した気持ちで何物にも惑わされずに淡々と電気を使いたいのです。

 

置かれた場所で咲きなさい、とはノートルダム清心女子大学学長の名言ですが、私は電気代においても、あっちいったりこっちいったりせずに、今置かれた場所で、その条件の中でひっそりと節約に励む方が性に合っています。

 

 

 

 

 

そこで小さいことながら私が電気代節約の為に心がけているのが、「電気代の安い夜間にできるだけ洗濯機と食洗機を回す」ことです。

 

洗濯にかかる電気代って、一回3円くらいなんですって。そして食洗機は20円。日中に回すとこれだけかかる電気代が、我が家の電気料金プランでは、夜間に稼働させればそれぞれ半額になります。10円ちょっと浮く計算です。

これを毎日毎日、チマチマと気を付けているわけです。一日10円、一か月300円。300円が目の前に落ちていたら絶対に拾いますよね。私は拾いますよ。だから、毎日の10円だって細かく拾います。

 

 

ところが現在、私は4月からパートを休職し、5月からは主人のテレワークも始まって、日中の家事量が増え使用電力量が爆上がりしています。

そこは我が家の屋根に付けている太陽光発電と、会社支給のテレワーク手当一日200円で賄えるところですが、他にも水道代や、私の昼ご飯作る労力への手当はいかがいたしましょうか。

 

私も主人も日中にいない前提で選んだ電気料金プランですから、その前提が崩れた場合はプランの見直しも視野にいれねばなりません。置かれた場所で咲く覚悟ではありますが、何の花を咲かせるかはちょっと慎重に選ぶ必要があり、テレワークはいつまで続くかなあ、パートをいつから再開しようかなあと、これからの自分の生活スタイルに向き合う日々です。