こんにちは。

いいお天気で、暖かいです。

今日は、3.11。
あの日からもう10年なんですね。

あの日、私は自宅にいて、幼稚園児の三男と、
長男、次男が帰ってくるのを待っていました。

そろそろお兄ちゃん達帰ってくるよー。
三男は、お兄ちゃん達が帰ってくるかな?と
玄関まで、走って行きました。

その時、グラグラッ。

あら、地震だわ。待って!と三男のところに
駆け寄ったとたん、大きな揺れが。。。

三男を抱きかかえ、たまたま玄関に居たため、
そのまま、外に出てしまいました。
今から考えると、非常に危険な行為ですね。。
なぜ、出ようと思ったのか、記憶に無いです。

道路に出ると、電信棒や車がユッサユッサ揺れて、
建物の軋む音、目の前が揺れてる光景に、パニックになり、ギャーギャー騒いでいたように思います。

三男は、私の腕の中で、母がパニックってるのを、
楽しそうに見ていました。
あとから、ママがキャー!って言ってたね爆笑
恐怖も感じてないようでした。
今は、全く覚えてないそうです。

揺れがおさまって、小学校へ向かうと、避難訓練時のように、校庭に子供達が並んでいました。
先生から子供達を引き取り、家に帰る途中、
三男を片手で抱いて、一年生の次男と手を繋ぐと、
二年生の長男を守る手が足りないことに気づき、
またまたパニック。。。

それから数日、余震も続き、
心が不安定になってしまいました。
幼稚園の終業式を待って、小学生は、まだ1週間ほど、学校が残っていましたが、子供達と私で、
京都の実家に帰る事にしました。

旦那を置いて、逃げるように東京を後にすることに、
罪悪感も感じ、それも不安定の要素でしたね。

結果的に、実家で落ちつきを取り戻し、
新学期前には、東京に帰ってきました。


被害に遭われた方たちの、恐怖、絶望、怒り、悲しみが、いかばかりかと、心が痛みます。
みんなそれでも、生きていかなければならず、
今日まで過ごしてらっしゃるのだろうと思います。

日本に住んでいる限り、地震は、またやってくる。

あの日の恐怖を忘れずに、
今を大切に生きて行こうと思います。