- いっちばん (新潮文庫)/畠中 恵
- ¥540
- Amazon.co.jp
しゃばけシリーズ第7弾、いっちばんを久々に読んでみました。
この本のなかでは、『餡子は甘いか』が一番好き
菓子司三春屋の跡継ぎ、栄吉くんのお話。
栄吉くんは菓子作りが大好き、菓子職人になりたいけれど、彼の作る餡子は壊滅的にまずい・・
そんな彼の修行先でのお話です。
努力して、がんばって、あきらめて、人と比べて・・・、また頑張って・・。
そんな彼の日々を温かくみつめる物語・・。
自分に才能がないと思うとき、努力してもできないと感じるときのつらさ
誰もが多かれ少なかれ知っていることだと思うから・・。
なんだか読んでいると、胸の奥がちょっぴり苦しくなって、しんみりしちゃいます。
それでも結局、彼は菓子作りが大好き
また日々の修行を頑張る栄吉くんに、こちらも元気をもらって、ただただ応援しちゃうのです
はやく、栄吉くんにおいしいお菓子を作ってもらいたいな
私も食べてみたいよ~